お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

2023-01-01から1年間の記事一覧

祐天寺のお地蔵さん

目黒区の町名にもなっている「祐天寺」東急東横線の駅名にもなっているので、名前を耳にしたことがある人も多いことでしょう。今回は祐天寺に参拝してきました。 【目次】 祐天寺の基本情報 表門 仁王門 鐘楼 水屋 阿弥陀堂 本堂 五社稲荷 かさね塚 仏足石 …

紙張り地蔵(陽秀院)

名古屋市中区の陽秀院には、紙張り地蔵という全身に紙が貼られ原型が分からなくなってしまっているお地蔵さんがあります。一体どんな由来があるのでしょうか?お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 陽秀院の基本情報 紙張り地蔵とは 陽秀院…

六臂地蔵尊(智恵光院)

京都西陣にある智恵光院に安置されている六臂地蔵尊は何と!腕が6本あります。大変珍しいお地蔵さんで、日本で唯一であるとも言われています。実際に足を運んだお寺ではないのですが(いつかは行きたいと思っています)紹介してみようと思います。 【目次】 …

乳出地蔵尊+六地蔵尊(川崎市川崎区)

乳出地蔵尊 川崎市川崎区殿町の大師橋のたもと付近で、乳出地蔵尊と六地蔵尊という名前のお地蔵さんを見つけました。どちらも地蔵堂の中で大切に安置されています。 【目次】 乳出地蔵尊 乳出地蔵尊へのアクセス 六地蔵尊 六地蔵尊へのアクセス 乳出地蔵尊 …

お地蔵さんを借りることができる?伊豆の子育て地蔵尊とは?

子宝や授かった子が健康に成長することを願う「子育て地蔵尊」は全国各地に数あれど、静岡県伊豆市の子育て地蔵は一風変わっています。 何とお地蔵さんの持ち帰りが可能とのことなのです! 一体どういうことなのでしょうか?調査してみました。 伊豆の子育て…

子育て地蔵堂(川崎区東門前)

川崎市川崎区東門前で子育て地蔵尊が安置されている一軒家(地蔵堂)を発見しました。一般的には地蔵祠に納められているのが一般的だと思っていたので、思わず足を止めて見入ってしまいました。 尚この地蔵堂にかけられている看板には「東門前1、2、3丁目連…

化粧地蔵

関東ではあまり馴染みがないかもしれませんが、化粧地蔵という極彩色に彩られたお地蔵さんを多く目にする地域があります。お地蔵さんをペインティングするといったユニークな習慣はどのようにして生まれ、根付いていったのでしょうか? 化粧地蔵とは 化粧地…

塩解(しおとけ)地蔵(医王寺)

川崎市にある医王寺では、塩解(しおとけ)地蔵と出会うことができました。塩に関連するお地蔵さんは本当に多いです。関東圏から全国に目を向ければ、数え切れないほど存在しそうです。 今回もお寺の基本情報などと共に紹介していきましょう。 【目次】 医王…

おきき地蔵尊(静岡県島田市)

画像引用:島田市博物館 以前当ブログで「廻り地蔵」という町内の家を順番に回していく風習を紹介しました。今回は静岡県島田市落合の珍しい風習を紹介したいと思います。お地蔵さんを抱え当番制で家で安置する点は「廻り地蔵」に似ているのですが、島田市落…

夢現地蔵尊(定泉寺)

本駒込にある定泉寺には、夢現地蔵尊と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。このエリアは非常に多くのお寺が集中しており、過去に何度も記事にしたエリアとなります。さっそくお寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 定泉寺の基本情…

歴史上の地蔵信仰者 足利尊氏編

歴史上の人物の中には、お地蔵さんを愛し、信仰していた地蔵信仰者が存在します。今回から不定期で「歴史上の地蔵信仰者」シリーズをお届けしていこうと考えています。 初回は「足利尊氏」です。 【見出し】 足利尊氏とは なぜ地蔵を信仰するようになった? …

猫地蔵(自性院)

※こちらの画像は猫地蔵ではありません 新宿区西落合にある自性院は、毎年2月3日に猫地蔵まつりが開催される猫好きに愛されるお寺です。その日には秘仏である猫地蔵も御開帳されます。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 自性院の基本情報 …

お地蔵さんの前世は?

今回は少し短めの記事です。 お地蔵さんの前世は何者だったのでしょう?そもそも前世という概念が存在するのでしょうか? 実はお地蔵さんの前世については、地蔵菩薩本願経という大乗仏教の地蔵菩薩に関する代表的な経典の中で述べられているのです。ネット…

成願寺のお地蔵さん

【目次】 成願寺の基本情報 大達磨絵 山門 洗心閣 圓通閣(百観音堂) 龍鳳閣 (開山堂) 本堂 成願寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 成願寺のその他の石像 阿弥陀如来尊像 馬頭観音像 不動明王像 ほほえみ観音 成願寺へのアクセス 成願寺の基本情報 成願寺は…

AIにお地蔵さんに関する質問をしてみた

昨今世間で話題となっているChatGPTに代表されるAI。史上最速でアクティブユーザー数1億人に到達するなど、大きな関心を集めるとともに問題となっているのが、その精度の低さです。とんちんかんな回答にネット上ではツッコミ祭りの様相を呈しています。当ブ…

浅草寺 鎮護堂のお地蔵さん

こちらは以前公開した浅草寺の記事の追記にあたる意味合いがあります。まだまだ浅草寺にはお地蔵さんがいらっしゃいます。 本記事では浅草寺鎮護堂のお地蔵さんについて紹介していきたいと思います。 【目次】 浅草寺 鎮護堂とは 手水鉢 鎮護堂の神木・公孫…

中国におけるお地蔵さん

かつて台湾旅行の際にお地蔵さん巡りしたことがあります。日本のかけ離れたその姿に驚きつつも、その時にはそれ以上何も感じませんでした。しかし時間が経過して、ふと疑問に思ったこと 「海外のお地蔵さんってどんな立ち位置なんだろう?」 道祖神と習合し…

関のかんかん地蔵

練馬区関町の青梅街道沿いには「関のかんかん地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが立っています。かんかん地蔵というと、浅草寺や北千住の安養院にも同名のお地蔵さんがいました。関のかんかん地蔵はどのような由来があるのでしょうか? 【目次】 関のかんかん地蔵…

廻り地蔵とは?

廻り地蔵は、一体の地蔵を家から家へと順次に送り、滞在中はその家だけで祭る民俗行事です。このような変わった風習はどのように生まれたのでしょうか?解説していきたいと思います。 【目次】 廻り地蔵とは 廻り地蔵の風習が残る地域は? 下飯田地区での廻…

あの有名なお寺にお地蔵さんはいるのか?(成田山新勝寺編)

誰もが知る著名なお寺「成田山新勝寺」都心から少々離れていることもあって、実はこれまで未訪のお寺でした。あまりお地蔵さんのイメージはありませんが、果たして出会うことはできたのでしょうか? 【目次】 成田山薬師堂 成田山薬師堂の歴史 寺号標 手水舎…

生身地蔵尊(岩船山 高勝寺)

岩船山山頂に建てられた高勝寺は日本三大地蔵の名刹として知られており、地蔵尊を本尊とする天台宗の末寺です。地蔵信仰が盛んであった、いわば地蔵信者にとって聖地ともいえる場所。この度遂にその地を訪れることができました。 【目次】 高勝寺の基本情報 …

伊勢崎市でのお寺巡り

伊勢崎市のお寺巡りの続き。この記事では延命寺と善応寺を紹介します。 【目次】 延命寺 寺号標 本堂 荒神堂 十一面観世音菩薩 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 延命寺へのアクセス 善応寺 善応寺の基本情報 本堂 薬師堂 慈慧大師像 善応寺で出会ったお…