お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

東京都のお地蔵さん

開山堂(両大師)のお地蔵さん

東京国立博物館に行く途中、隣に未訪のお寺(開山堂・両大師)を見つけました。寛永寺は訪問済ですが、その開山堂にはまだ行ったことがありませんでした。基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 開山堂(両大師)の基本情報 山門 手水舎 本堂 阿弥…

延命地蔵塔(豊島区)

とげぬき地蔵尊で著名な「巣鴨地蔵通り商店街」から種子地蔵のある「大正大学」に向かう途中に偶然見つけた延命地蔵塔です。 【目次】 延命地蔵堂の石仏群 延命地蔵塔 地蔵像庚申塔と馬頭観音塔 延命地蔵堂の石仏群へのアクセス 旧中山道にある「延命地蔵尊…

種子地蔵(大正大学)

偶然にも駒澤大学を訪れた帰りに立ち寄った大正大学でも、お地蔵さんに出会うことができました。仏教系の大学には意外とお地蔵さんが設置されているのかもしれません。 【目次】 種子地蔵 すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう) 種子地蔵へのアクセス 種…

駒澤大学の石んこ地蔵

石神彫刻工房さんが作っている「石んこ地蔵」は様々なところで目にすることができます(鎌倉にある長谷寺のお地蔵さんが有名ですよね) 今回は駒澤大学駒沢キャンパスの構内にある「石んこ地蔵」に会ってきました。 石んこ地蔵微笑み 石んこ地蔵微笑みは、禅…

根津美術館 庭園のお地蔵さん

根津美術館には17,000㎡におよぶ広い庭園があり、入場者は自由に探索することができます。田舎家風の建物や茶席、様々な石造物が配されている庭園内で、お地蔵さんと出会うことができました。 考えてみれば美術館内のお地蔵さんを紹介するのは初めてかもしれ…

延命寺のお地蔵さん

板橋区志村にある延命寺は、本尊が地蔵菩薩のお寺です。お寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 延命寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 本堂 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 本尊の地蔵菩薩像 延命寺で出会ったその他の石像など 蛸薬…

総泉寺のお地蔵さん

板橋区小豆沢にある総泉寺では、何体かのお地蔵さんと出会うことができました。お寺の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 総泉寺の基本情報 山門 本堂 骨仏堂 総泉寺で出会ったお地蔵さん 地蔵堂 六地蔵尊 総泉寺へのアクセス 総泉寺の基本情…

板橋区小豆沢のお地蔵さん

今回は短い記事になります。板橋区小豆沢の「志村三丁目交差点」付近で出会ったお地蔵さんです。 調べてみましたが、どのような経緯で安置されるに至ったかなど、詳細は不明でした。 板橋区小豆沢のお地蔵さんへのアクセス この記事が面白いと思ったらクリッ…

荘厳寺のお地蔵さん

2024年明けましておめでとうございます。本年もお地蔵さんブログをよろしくお願いいたします。 今回は練馬区氷川台にある荘厳寺で出会った、お地蔵さんを紹介したいと思います。 【目次】 荘厳寺の基本情報 山門 寺号標 光明院 本堂 鐘楼 東参道 荘厳寺で出…

光伝寺のお地蔵さん

練馬区氷川台にある光伝寺で出会ったお地蔵さんを紹介します。お地蔵さんと大変所縁が深い、閻魔大王にも会うことができました。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 光伝寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 閻魔堂 本堂 観音堂 コウヤマキ 弘法大師像 光伝寺…

おだんご地蔵、鼻かけ地蔵(滄浪泉園)

滄浪泉園(そうろうせんえん)という、東京都小金井市にある庭園では、おだんご地蔵と鼻かけ地蔵に出会うことができました。庭園の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは 滄浪泉園で出会ったお地蔵さん おだんご…

宝永四年六地蔵(黄金の水)

【目次】 宝永四年六地蔵とは 黄金の水とは 宝永四年六地蔵(黄金の水)へのアクセス 宝永四年六地蔵とは 高さ117センチ宝永四年(1707)造立の六地蔵は、笠付きの六角柱の各面に一体ずつ半肉彫りにされており、それぞれ印相や持ち物に違いがあります。 どの…

しあわせ地蔵(武蔵小金井)

武蔵小金井駅南口近くに「しあわせ地蔵」というリュックサックを背負ったユニークなお地蔵さんを見つけました。いったいどのような目的で建てられたのでしょうか? 【目次】 しあわせ地蔵とは しあわせ地蔵、実は六地蔵の一体 しあわせ地蔵へのアクセス しあ…

子授け地蔵尊(宗泰院)

杉並区高円寺にある宗泰院には、乳房を嬰児にふくませている子授け地蔵尊という大変珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。 お地蔵さんの性別は?という疑問を頂くことがありますが、この子授け地蔵尊に関しては紛れもなく性別は女性。 今回もお寺の基本情報…

祐天寺のお地蔵さん

目黒区の町名にもなっている「祐天寺」東急東横線の駅名にもなっているので、名前を耳にしたことがある人も多いことでしょう。今回は祐天寺に参拝してきました。 【目次】 祐天寺の基本情報 表門 仁王門 鐘楼 水屋 阿弥陀堂 本堂 五社稲荷 かさね塚 仏足石 …

夢現地蔵尊(定泉寺)

本駒込にある定泉寺には、夢現地蔵尊と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。このエリアは非常に多くのお寺が集中しており、過去に何度も記事にしたエリアとなります。さっそくお寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 定泉寺の基本情…

猫地蔵(自性院)

※こちらの画像は猫地蔵ではありません 新宿区西落合にある自性院は、毎年2月3日に猫地蔵まつりが開催される猫好きに愛されるお寺です。その日には秘仏である猫地蔵も御開帳されます。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 自性院の基本情報 …

成願寺のお地蔵さん

【目次】 成願寺の基本情報 大達磨絵 山門 洗心閣 圓通閣(百観音堂) 龍鳳閣 (開山堂) 本堂 成願寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 成願寺のその他の石像 阿弥陀如来尊像 馬頭観音像 不動明王像 ほほえみ観音 成願寺へのアクセス 成願寺の基本情報 成願寺は…

浅草寺 鎮護堂のお地蔵さん

こちらは以前公開した浅草寺の記事の追記にあたる意味合いがあります。まだまだ浅草寺にはお地蔵さんがいらっしゃいます。 本記事では浅草寺鎮護堂のお地蔵さんについて紹介していきたいと思います。 【目次】 浅草寺 鎮護堂とは 手水鉢 鎮護堂の神木・公孫…

関のかんかん地蔵

練馬区関町の青梅街道沿いには「関のかんかん地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが立っています。かんかん地蔵というと、浅草寺や北千住の安養院にも同名のお地蔵さんがいました。関のかんかん地蔵はどのような由来があるのでしょうか? 【目次】 関のかんかん地蔵…

南光院地蔵

南光院地蔵とは 南光院というお寺は現存しません。長命寺末寺としてかつてはこの地にあったということ。 地蔵堂の中にお地蔵さんが2体。そして近くの幼稚園の子供たちが作ったのでしょうか?かわいいお地蔵さん2体が囲んでいます。 右の舟型地蔵尊は貞享5年…

長命寺のお地蔵さん

練馬区高野台にある長命寺という大変見応えのあるお寺があります。こちらでも何体かのお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 長命寺の基本情報 寺号標 南大門 多聞天 持国天 広目天 増長天 仁王門 東門 鐘楼 観音堂 御影堂 姿見ノ井戸 三波石 木造…

銅造地蔵座像など(観音庵)

【目次】 観音庵の基本情報 山門 本堂 筆塚 願掛け観音 子育大師 観音庵で出会ったお地蔵さん 銅造地蔵座像 子育て地蔵尊 六地蔵 観音庵へのアクセス 観音庵の基本情報 観音庵は曹洞宗のお寺で、山号は昇龍山。寛政年間(1789-1801)昇山尼が東大久保縄手に…

延命子育て地蔵尊(江東区南砂)

路傍のお地蔵さんが多い江東区南砂エリアで、子育て地蔵尊に出会いました。 延命子育て地蔵尊 この地蔵尊は江戸時代(約200年前)に建立され当時の砂村は農村地帯で医療施設もなく、病気の時は神仏にすがるより方法がありませんでした。特に幼児の流行病(は…

波除地蔵尊

波除地蔵尊 画像左にある砂村波除地蔵由来碑は江東区登録有形文化財となっています。 大正6年に砂村と洲崎で起こった大津波は軒端にまで達する波が一帯を襲い大勢の命を一瞬で奪いました。そこで波除地蔵尊を建立したところ、以降津波は一切起こらなくなった…

千石地蔵尊

深川親子地蔵尊同様、戦火で被害にあった方々を慰霊するお地蔵さんです。建立された由来にもある通り、二度とこのような悲劇を繰り返さないように平和を祈願するばかりです。 千石地蔵尊 昭和二十年(1945)三月十日未明、米軍機の大空襲により、我が郷土は…

深川親子地蔵尊(東陽町)

江東区東陽町エリアには、戦火によって被害を受けた方々を慰霊するお地蔵さんがいくつか建立されています。今回はその中から「深川親子地蔵尊」を紹介したいと思います。 地蔵堂 深川親子地蔵尊 この親子地蔵尊は第二次大戦も終りに近い昭和20年(1945)3月1…

干支地蔵菩薩・北向地蔵(龍泉寺)

下高井戸駅から徒歩3分にある龍泉寺では、干支地蔵菩薩や北向地蔵といったお地蔵さんと出会うことができました。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 龍泉寺の基本情報 山門 本堂 龍泉寺のお地蔵さん 干支地蔵菩薩 六地蔵 北向地蔵 龍泉寺…

子授け地蔵(永福寺)

杉並区永福の地名の由来となった永福寺では、通称「子授け地蔵」と呼ばれるお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 永福寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 本堂 子授け地蔵 五輪庚申供養塔 永福寺へのアクセス 永福寺の基本情報 永福寺は曹洞宗のお寺で…

芝公園十体地蔵尊

増上寺や東京タワーが近い芝公園付近を探索していたら「芝公園十体地蔵尊」というお地蔵さんに出会いました。 芝公園十体地蔵尊 由来など詳細は不明。お地蔵さんといえば6体並んだ六地蔵が思い浮かびますが、十体のお地蔵さんは珍しいです。 芝公園十体地蔵…