お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

東京都のお地蔵さん

鍋かぶり地蔵(稲荷町、祝言寺)

立地的には上野と浅草の中間に位置する松が谷エリアもまたお寺の集中したエリアとなりますそのエリア内の祝言寺というお寺に「鍋かぶり地蔵」という珍しい名前のお地蔵さんがいると聞いたので行ってきました 祝言寺は曹洞宗のお寺で萬年山と号します。 山号 …

目黒区碑文谷周辺のお地蔵さん(正泉寺、鬼子母神堂)

円融寺のある目黒区碑文谷でもいくつかお地蔵さんを見つけることができました まずは正泉寺の境内の中で4体のかわいらしいお地蔵さんを見つけました複数のお地蔵さんというとどうしても6体並んでいる六地蔵をイメージしてしまいます jizo-bosatsu.hatenabl…

六地蔵など(目黒区、円融寺)

円融寺は天台宗のお寺で経王山と号します。仁寿3年(853)に慈覚大師が創建した天台宗法服寺が起源となっていますかつては日蓮宗のお寺で末寺75ヶ寺を擁すほど栄えた時期もありましたが、江戸幕府の弾圧を受け天台宗に再び改宗境内にある釈迦堂は、都内では…

六地蔵など(法禅寺)、平蔵地蔵(海雲寺)

東海道品川宿もまたお寺の多いエリアである山門と本堂のみというシンプルなお寺も多かったが、その中からお地蔵さんを見つけることのできたお寺をいくつか紹介します 法禅寺は浄土宗のお寺で臨海山遍照院と号します。明徳元年(1390)に言譽定賢によって創建…

しばり地蔵尊(願行寺)

以前に縄でしばられたお地蔵さんを紹介しました jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com しかし都内にはまだ縄でしばられたお地蔵さんがあると聞いて行ってきました 願行寺は浄土宗のお寺で即成山光明院と号します。観譽祐祟日祐上人によ…

新田坂の石造物群(板橋区唯一の道祖神、子育て地蔵尊)

埼玉県和光市から川越街道を池袋方面に進んでいくと、丁度県境の辺りに「子育て地蔵尊」と書かれたのぼりがあることに気がつきましたこの辺りは武蔵野台地を白子川が削り取った谷となっており、かつては新田坂と呼ばれていました 子育て地蔵尊の他にも石造物…

五反田エリアのお地蔵さん

五反田周辺を歩いていて何体かお地蔵さんを見つけました 旧中原街道の一角に立っていたのが「子別れ地蔵」 享保12年(1727)に建てられたというこのお地蔵さんは見ての通り、この地域は第二次大戦の空襲が激しかったという影響もあって現在では損傷や剥落が…

浜松町駅高架下のお地蔵さん

浜松町駅の高架下のすぐそばにお地蔵さんを見つけました調べても詳細は分かりませんでしたが、お花が供えられていたりして地元の住民に愛されているお地蔵さんだと感じました 【アクセス】港区浜松町2-13-14先JR浜松町駅より徒歩5分

一言地蔵尊など(護国寺)

護国寺に「一言地蔵尊」という変わった名前のお地蔵さんがあると聞いて行ってきました駅の名前に使用されているくらいだから「きっと有名なお寺なんだろう」ほとんど予備知識のないまま訪れました 護国寺は真言宗豊山派の大本山で神齢山悉地院と号します5代…

野方笑い地蔵尊,南向地蔵,環七地蔵

中野区野方では三体お地蔵さんと巡り合うことができましたいずれもお寺の境内にあるお地蔵さんではなく、住宅街や商店街の中の路傍にあり、祠の中に安置され住民に親しまれている雰囲気がありました 一体目は「野方笑い地蔵尊」 このエリアで大きな火災がな…

日限地蔵尊(日本橋西河岸地蔵寺教会)

日本橋西河岸地蔵寺教会は、東京駅八重洲北口のオフィスビルに囲まれたお寺です僕は地蔵寺とお寺の名前に「地蔵」と入っているところに真っ先に食いついてしまいました 安置してある地蔵菩薩像は2尺8寸の大きさで、行基菩薩が遠州四方城(静岡県引佐郡)に草…

縛られ地蔵尊(林泉寺)

以前葛飾区東水元にあるしばられ地蔵を紹介しました調べてみると都内には他にも「しばられ地蔵」と名付けられたお地蔵さんが存在することが分かりました jizo-bosatsu.hatenablog.com しばられ地蔵があるのは茗荷谷にある林泉寺は曹洞宗のお寺で、慶長7年(…

地蔵菩薩像(祥雲寺)

池袋は頻繁に訪れるのですが、あまりお寺がないエリアです 必然的にお地蔵さんも少ないってことになるのですが、この間歩いていたら不意にお寺を発見しました 祥雲寺は曹洞宗のお寺で瑞鳳山と号します。天文元年(1532)後北条氏の重臣で江戸城主だった遠山…

幸福地蔵(赤羽)

先日かねてから念願であった赤羽での昼呑みに行ってきました何度か行ったことはある場所ではあったのですが、その当時は今ほど「昼呑みの街」として認知されてなかった気がします グルメサイトなどを徘徊して「いこい」という立ち飲み屋さんのお店が良さそう…

牛込柳町周辺のお地蔵さん(永福寺、常楽寺・専念寺)

経王寺のある牛込柳町駅周辺にはお寺がたくさんありますその中でお地蔵さんの姿が確認できたお寺を紹介していきたいと思います 常楽寺は顕本法華宗のお寺で、マンションの1階に本堂があるという珍しいつくりになっています 山門と鐘楼が一体型となっているな…

経王寺のお地蔵さん(牛込柳町)

僕がお地蔵さん好きに目覚めたのは、京都嵐山の竹林でかわいらしいお地蔵さんを見つけたことがきっかけです jizo-bosatsu.hatenablog.com 以来色んなお寺を巡り歩いていますが、なかなかかわいいお地蔵さんっていないものですそんな中インスタグラム上で、都…

目黒不動尊(瀧泉寺)

江戸五色不動巡り赤と白の次は黒目黒不動尊(瀧泉寺)に行ってきました 瀧泉寺(りゅうせんじ)は天台宗のお寺で、江戸三十三箇所第33番札所、関東三十六不動第18番でもあります。808年(大同3年)慈覚大師(円仁)が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を…

地蔵菩薩像(海福寺)再起地蔵尊・子育て地蔵尊(五百羅漢寺)

目黒不動尊の周辺もまたお寺が多いエリアとなっています 海福寺は黄檗宗のお寺で宗祖隠元禅師が万冶元年(1658)江戸深川に開創しました上落合にあった廃寺の泰雲寺を合寺、明治43年(1910)に当地へ移転されました本尊は釈迦牟尼仏 五百羅漢寺と目黒不動尊…

おしろい地蔵 蟠龍寺(ばんりゅうじ)

蟠龍寺(ばんりゅうじ)は浄土宗のお寺で、霊雲山称明院と号します。慶安元年(1648)に開創した称明院を、増上寺の霊雲上人が宝永6年(1709)に霊雲山称明院蟠龍寺として改名再建しました。本尊の阿弥陀如来像は、都文化財になっていますまた山手七福神の1…

宇田川地蔵など(渋谷区 東福寺)

東福寺は天台宗のお寺で、山号は渋谷山。1173年(承安3年)円鎮僧正によって開創、隣接する金王八幡宮(渋谷八幡宮)の別当院で、渋谷区内最古のお寺ですその起源は939年(天慶2年)の平将門の乱の時までさかのぼり、その際に源経基が宿泊したという家を改め…

釣り地蔵(四谷三丁目)

週刊つりニュースの東京本社1階の釣り文化資料館の前にいわば目印的な存在として立っているのが「釣り地蔵」 その資料館は入館無料で中には日本各地の伝統的な釣竿などが展示されているとのことですが、残念ながら訪れた日は休館日で中に入ることはできませ…

小石川周辺のお地蔵さん(伝通院、真珠院、法傳寺)

伝通院は浄土宗のお寺で、無量山寿経寺と号します。小石川 伝通院と呼ばれることもあります。本尊は阿弥陀如来像 浄土宗中興の祖了誉聖冏上人が応永22年(1415)に小石川極楽水に創建。慶長8年(1603)徳川家康公の生母於大の方(法名傳通院殿)埋葬に際して…

豆腐地蔵尊(東福院)

四谷の東福院というお寺に「豆腐地蔵尊」という珍しい名前のお地蔵さんがいるということで行ってみました豆腐地蔵という名前のお地蔵さんは、以前後楽園にある喜運寺でも見たことがあるので、案外色んな場所にあるのかもしれません jizo-bosatsu.hatenablog.…

四ツ谷で見つけたお地蔵さん2(浄雲寺、全長寺)

四谷周辺で見つけたお地蔵さんの続きです 浄運寺は浄土宗のお寺で増光山摂護院と号します。信蓮社念譽龍把和尚(寛永5年1628年寂)が開山となり、麹町清水谷に元和5年(1619)創建、江戸城外堀建造に伴い寛永11年(1634)当地へ移転されました。本尊は聖観世…

四ツ谷で見つけたお地蔵さん1(祥山寺、法蔵寺。愛染院)

四谷三丁目付近もまたお寺が多く存在するエリアですその日は「豆腐地蔵」を目的に訪れたのですが、途中多数のお寺を見つけることができました 祥山寺は臨済宗系単立寺院で瑞渓山と号します。壁誉長老禅師(永禄2年1559以前の人で)が開山となり文禄4年(1595…

たんきり子育て地蔵尊(四ツ谷)

たんきり子育て地蔵尊は天台宗のお寺、安禅寺の門前に立っているお地蔵さんですといっても安禅寺がそれほど目立っていないので、普通に路傍に立っているお地蔵さんに見えます その名の通り、子供の咳や老人の喘息による痰が切れない人に霊験あらたかなお地蔵…

六地蔵など(南蔵院)

こちらは目黒不動尊の近くで見つけたお寺です南蔵院は真言宗豊山派のお寺で、大鏡山薬師寺南蔵院と号します。本尊は薬師如来立像。 藤原秀衡が持っていたとされる薬師如来像を円成比丘が回国修行に携えていたところ、動かなくなったことから、当地に安置して…

目白不動尊(金乗院)

以前「目赤不動尊」を訪れたことをきっかけに江戸五色不動というものがあることを知りました jizo-bosatsu.hatenablog.com かねがね江戸五色不動を全て廻ってみたいという想いはあったのですが、なかなか時間がつくれずにいましたやっと時間ができてこの度訪…

東都六地蔵(千駄木)世尊院

東都六地蔵はわずか二体が現存するのみとなっており、その二体目を見に千駄木まで行ってきました jizo-bosatsu.hatenablog.com このお地蔵さんは空無上人が元禄の頃(1688-1704)に建立したものとなります路上に立っているように見えますが、元々は本堂が戦…

延命豆腐地蔵尊(喜運寺)

喜運寺は曹洞宗のお寺で光國山と号します。源室氷高大和尚(慶長五年寂)が開山となり、起運寺と号して慶長3年(1598)桜田に創建、神田駿河台・お茶の水への移転を経て明暦大火の後当地へ移転されました現在の名前「喜運寺」となったのは、元禄4年(1691)…