お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

路傍のお地蔵さん

延寿堂地蔵尊手前の地蔵

今回は短めの記事です。 かつて鎌倉七口の一つ亀ヶ谷坂には、建長寺の僧の保養所(延寿堂)がありました。現在は墓地となっているその場所には、延寿堂地蔵尊が安置されています。 残念ながら通常立ち入りは禁止されていますが、その手前の入り口付近にお地…

岩船地蔵堂

岩船地蔵堂とは 岩船地蔵堂の解説を掲示板から引用して紹介しましょう。 亀ケ谷に建つこの堂は、古くから頼朝の娘大姫を 供養する地蔵堂と言い伝えられてきました。木造地蔵尊の胎内の銘札にも「大日本国相陽鎌倉扇谷村岩船之地蔵菩薩者當時大将軍右大臣頼朝…

赤地蔵(愛知県西尾市)

赤地蔵と冠するお地蔵さんには、これまで二度目にしたことがあります。一度目はアジサイの名所として著名な鎌倉の明月院(本堂裏庭園)二度目は長野市の善光寺の近くにある裁松院。 前者(明月院)が身に纏っている帽子や涎掛けが赤色であることと対照的に後…

長命地蔵尊(東北沢)

下北沢から東北沢に向かって茶沢通りを歩いているときに見つけたお地蔵さんです。地蔵祠に大中小様々な大きさのお地蔵さんが安置されていました。 長命地蔵尊と名付けられているようですが、その名前の由来など詳しいことは調べても分かりませんでした。 長…

鼻の地蔵さん(地蔵鼻)

広島県尾道市因島の南部にある小さな岬に通称「鼻の地蔵さん」と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。潮が引くときに現れ、子授け・安産・恋愛成就など女性の願いにご利益のあるお地蔵さんです。管理人未訪ではありますが、紹介していきたいと思います。 …

延命地蔵塔(豊島区)

とげぬき地蔵尊で著名な「巣鴨地蔵通り商店街」から種子地蔵のある「大正大学」に向かう途中に偶然見つけた延命地蔵塔です。 【目次】 延命地蔵堂の石仏群 延命地蔵塔 地蔵像庚申塔と馬頭観音塔 延命地蔵堂の石仏群へのアクセス 旧中山道にある「延命地蔵尊…

板橋区小豆沢のお地蔵さん

今回は短い記事になります。板橋区小豆沢の「志村三丁目交差点」付近で出会ったお地蔵さんです。 調べてみましたが、どのような経緯で安置されるに至ったかなど、詳細は不明でした。 板橋区小豆沢のお地蔵さんへのアクセス この記事が面白いと思ったらクリッ…

はらほげ地蔵

長崎県壱岐市には、はらほげ地蔵と呼ばれる満潮時には胸まで浸かってしまう六地蔵尊があります。管理人未訪の地にはなりますが、いつかはお目にかかりたいお地蔵さんの一つであります。 【目次】 はらほげ地蔵とは はらほげ地蔵にまつわる民話 はらほげ地蔵…

坂戸市のお地蔵さん

坂戸市では一本松地蔵尊のほかにも何体かお地蔵さんと出会うことができました。短めの記事ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛冶屋地蔵尊 鍛冶屋地蔵尊へのアクセス 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛…

一本松地蔵尊

今回は短い記事です。 埼玉県坂戸市で見つけたお地蔵さんです。最寄り駅は「一本松」名前の由来もそこから来ているのだと思います。その他詳細は不明でした。 ここまではっきりとしたアルカイックスマイルのお地蔵さんも珍しいかも。 一本松地蔵尊へのアクセ…

小万地蔵尊

【目次】 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは 小万地蔵尊改築の碑 小万地蔵尊へのアクセス 群馬県高崎市の街歩きをしていて出会ったお地蔵さんです。 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは この地蔵尊の造立年などは不詳ながら、次のような謂れが伝わっています。 一説には、鎌…

宝永四年六地蔵(黄金の水)

【目次】 宝永四年六地蔵とは 黄金の水とは 宝永四年六地蔵(黄金の水)へのアクセス 宝永四年六地蔵とは 高さ117センチ宝永四年(1707)造立の六地蔵は、笠付きの六角柱の各面に一体ずつ半肉彫りにされており、それぞれ印相や持ち物に違いがあります。 どの…

しあわせ地蔵(武蔵小金井)

武蔵小金井駅南口近くに「しあわせ地蔵」というリュックサックを背負ったユニークなお地蔵さんを見つけました。いったいどのような目的で建てられたのでしょうか? 【目次】 しあわせ地蔵とは しあわせ地蔵、実は六地蔵の一体 しあわせ地蔵へのアクセス しあ…

歯痛地蔵(広島県)

後日記事にしますが、広島県にある三瀧寺を訪問した際に道すがら見つけたお地蔵さんです。 歯痛地蔵 明治8(1875)年4月に建立。 かつては現在地の北東約400メートルの道端にありましたが、昭和 30(1955)年頃、太田川放水路掘削工事に伴いここに遷座。地元…

石佛地蔵菩薩(広島市西区三篠町)

広島市のJR横川駅の近くでお地蔵さんを見つけました。どうやら地中から掘り起こされたお地蔵さんみたいです。 石佛地蔵菩薩さまの由来 石佛地蔵菩薩には、このような由来があります。 これ清兵衛や、我こそは汝持ちの田の下に永く埋もれている地蔵菩薩なるぞ…

乳出地蔵尊+六地蔵尊(川崎市川崎区)

乳出地蔵尊 川崎市川崎区殿町の大師橋のたもと付近で、乳出地蔵尊と六地蔵尊という名前のお地蔵さんを見つけました。どちらも地蔵堂の中で大切に安置されています。 【目次】 乳出地蔵尊 乳出地蔵尊へのアクセス 六地蔵尊 六地蔵尊へのアクセス 乳出地蔵尊 …

子育て地蔵堂(川崎区東門前)

川崎市川崎区東門前で子育て地蔵尊が安置されている一軒家(地蔵堂)を発見しました。一般的には地蔵祠に納められているのが一般的だと思っていたので、思わず足を止めて見入ってしまいました。 尚この地蔵堂にかけられている看板には「東門前1、2、3丁目連…

関のかんかん地蔵

練馬区関町の青梅街道沿いには「関のかんかん地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが立っています。かんかん地蔵というと、浅草寺や北千住の安養院にも同名のお地蔵さんがいました。関のかんかん地蔵はどのような由来があるのでしょうか? 【目次】 関のかんかん地蔵…

南光院地蔵

南光院地蔵とは 南光院というお寺は現存しません。長命寺末寺としてかつてはこの地にあったということ。 地蔵堂の中にお地蔵さんが2体。そして近くの幼稚園の子供たちが作ったのでしょうか?かわいいお地蔵さん2体が囲んでいます。 右の舟型地蔵尊は貞享5年…

延命子育て地蔵尊(江東区南砂)

路傍のお地蔵さんが多い江東区南砂エリアで、子育て地蔵尊に出会いました。 延命子育て地蔵尊 この地蔵尊は江戸時代(約200年前)に建立され当時の砂村は農村地帯で医療施設もなく、病気の時は神仏にすがるより方法がありませんでした。特に幼児の流行病(は…

波除地蔵尊

波除地蔵尊 画像左にある砂村波除地蔵由来碑は江東区登録有形文化財となっています。 大正6年に砂村と洲崎で起こった大津波は軒端にまで達する波が一帯を襲い大勢の命を一瞬で奪いました。そこで波除地蔵尊を建立したところ、以降津波は一切起こらなくなった…

千石地蔵尊

深川親子地蔵尊同様、戦火で被害にあった方々を慰霊するお地蔵さんです。建立された由来にもある通り、二度とこのような悲劇を繰り返さないように平和を祈願するばかりです。 千石地蔵尊 昭和二十年(1945)三月十日未明、米軍機の大空襲により、我が郷土は…

深川親子地蔵尊(東陽町)

江東区東陽町エリアには、戦火によって被害を受けた方々を慰霊するお地蔵さんがいくつか建立されています。今回はその中から「深川親子地蔵尊」を紹介したいと思います。 地蔵堂 深川親子地蔵尊 この親子地蔵尊は第二次大戦も終りに近い昭和20年(1945)3月1…

芝公園十体地蔵尊

増上寺や東京タワーが近い芝公園付近を探索していたら「芝公園十体地蔵尊」というお地蔵さんに出会いました。 芝公園十体地蔵尊 由来など詳細は不明。お地蔵さんといえば6体並んだ六地蔵が思い浮かびますが、十体のお地蔵さんは珍しいです。 芝公園十体地蔵…

消災地蔵尊など

愛宕神社付近で見つけたお地蔵さんなどです。 【目次】 消災地蔵尊 法輪大観音 その他見つけた石像など 消災地蔵尊 本来ならこちらに消災地蔵尊が鎮座しているはずなのですが、なぜかその日はいませんでした。修復?移転?その詳細は不明です。 法輪大観音 …

目黒川地蔵尊(現耀寺)

目黒川沿いにひっそり佇むお地蔵さんを見つけました。現耀寺というお寺の前に立っていました。 現耀寺の基本情報 現耀寺は日蓮宗のお寺で、山号は信行山。昭和10年(1935)に創建されました。 目黒川地蔵尊 目黒川地蔵尊へのアクセス 東京都目黒区上目黒1-18…

土支田地蔵

練馬区土支田の交差点近くで見つけたお地蔵さん。交差点やバス停にもその名前が冠されるなど、地元の住民に愛されているお地蔵さんであることが分かります。 土支田地蔵へのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ…

獨地蔵尊(東京都日野市)

獨地蔵尊は高幡不動尊を参拝した際に近くで見つけたお地蔵さんです。いったいどんな由来のあるお地蔵さんなのでしょうか? 獨地蔵尊とは 獨地蔵尊は、正徳二年(壬辰)1711年、四月八日東山天皇の時代の建立です。女人念佛供養同行十人とあるのは、女念佛講…

聖徳太子身代子安地蔵尊

板橋区西台でみつけた聖徳太子身代子安地蔵尊。聖徳太子と何か関係はあるのでしょうか?詳細は良く分かりませんでした。 聖徳太子身代子安地蔵尊 聖徳太子身代子安地蔵尊へのアクセス 東京都板橋区西台2-25-25 この記事が面白いと思ったらクリックお願いしま…

上馬子育地蔵尊

鎌倉道と大山道が合わさる処、世田谷区上馬で子育地蔵尊と出会うことができました。 上馬子育地蔵尊 江戸時代には疫病が、大正11年には疫痢が流行し、多くの人や子供が病に苦しみました。村の人たちは心配のあまり、お地蔵さまに祈願してきました。幸いなこ…