子宝や授かった子が健康に成長することを願う「子育て地蔵尊」は全国各地に数あれど、静岡県伊豆市の子育て地蔵は一風変わっています。
何とお地蔵さんの持ち帰りが可能とのことなのです!
一体どういうことなのでしょうか?
調査してみました。
伊豆の子育て地蔵とは
江戸時代末期より子授けの仏として知られている子育て地蔵です。
ここまでは良くある話なのですが、ここからが伊豆の子育て地蔵特有の珍しい風習なのです。
子宝を望む人が地蔵を一体持ち帰り、お願いする。
子が授かると、持ち帰った地蔵と新しい地蔵を持ってお礼参りに来る習わしになっています。
そのためお地蔵さんは増え続け、約200体の小地蔵が小室の岩肌に彫られた地蔵尊を囲むように並んでいるのです。
お地蔵さんの貸し借りのルール
お地蔵さんを借りることができるからと言っても、もちろん勝手に持ち帰ってはいけません。
ルールが決められているので、ルールに基づいて貸し借りしましょう。
借りるとき
一、近所の家に連絡し、授かり帳に住所と氏名を記入してください。返すとき
一、子宝が授かった方は、借りたお地蔵様を添えてお礼参りしてください。またお礼参り用のお地蔵王様は保存会にて用意してあります。
二、近所に連絡し、健やか帳に子供の氏名を記入してください。毎月二十三日に子宝の授受と生まれた子供の健やかな成長を祈願します。
引用:小室子育地蔵尊保存会
伊豆の子育て地蔵へのアクセス
こちらに実際に伊豆の国子育て地蔵を訪れた方のブログ記事がありますが、なかなか分かりづらい位置にあるみたいです。 管理人もいつかは行ってみたいものです。
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