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夢掛け地蔵(熱海平和通り商店街)

熱海駅前にある「平和通り商店街」


お土産物屋さんや飲食店が立ち並ぶこの商店街の一角に福福の湯という手湯ができる癒しのスポットがあります

熱海、福福の湯

お湯の源泉は福福温泉
地中300メートルから湧出しており、76.7度のものを40度に調節しています
神経痛・関節痛・切り傷・疲労回復などに効能があります

 

隣には夢掛け地蔵と名付けられたかわいらしいお地蔵さんが
お湯を掛けると夢がかなうのだとか

夢掛け地蔵

このモニュメントは熱海市在住の彫刻家三澤憲司氏の作品です

【アクセス】
静岡県熱海市田原本町4-10
JR熱海駅より徒歩3分

宗福院地蔵堂(小田原市板橋)

小田原と熱海に観光に行ってきました
その際に何か所かお寺巡りをしてお地蔵さんを見つけたので、何週かに渡って紹介していきたいと思います
まずは板橋地蔵尊大祭で有名な小田原市板橋にある宗福院地蔵堂

板橋子育延命地蔵尊

山号 金龍山
院号 宗福院
宗派 曹洞宗
本尊 延命子育地蔵菩薩
開山 理吟文察

 

板橋地蔵尊大祭とは毎年1月と8月の23日と24日に行われるお祭りのことで、旧東海道の街並みの両側には露店が約200店ほど並び大変な賑わいを見せます


この日に詣でると、亡くなった身内の人と瓜二つの顔の人に会えるといわれています。
関西方面では8月の23日と24日に地蔵盆と呼ばれるお地蔵さんの縁日を行う習慣はありますが、1月にしかも小田原で行うってのは珍しいですね

jizo-bosatsu.hatenablog.com


板橋地蔵尊大祭が行われる宗福院は曹洞宗のお寺で、香林寺9世文察和尚が箱根湯本の宿古堂に祭られていた弘法大師彫造の御真体を、自らが造った大坐像の胎内に安置し地蔵堂を建立
理吟文察が開山となり、金龍山宗福院と号して慶長3年(1598)創建したものです

宗福院、本堂


地蔵堂は永禄12年(1569)に湯元茶屋観音坂の字古堂から当地に移されたもので、神奈川県指定重要文化財となっています
当時の地蔵堂明治8年2月に村内の出火で焼失、現在のものは正徳5年に建立された旧慈眼寺仏殿を移築したものと考えられています

宗福院、供養塔


一刀流6代目の横田常右衛門豊房と7代名坂四郎治政宣の供養塔

宗福院、慰霊碑


明治戊辰の役の後に合戦の犠牲者となった官軍の軍監中井範五郎ら13名の名が刻まれた慰霊碑

福興大黒尊天像


関東大震災の翌年に造られた「福興大黒尊天像」
樹齢1,500年ともいわるクスノキを立木のまま、約6メートルの高さに彫られたもの

福興大黒尊天像のアップ


近くで見るとすごい迫力があります

境内では何体かお地蔵さんを見つけることができました

宗福院で見つけたお地蔵さん

 

小田原の宗福院の地蔵菩薩像

六地蔵

宗福院の六地蔵

ご本尊の延命子育地蔵菩薩像は地蔵堂に安置されているものと思われます
板橋地蔵尊大祭の際には御開帳され、そのお姿を見ることができるみたいです

【アクセス】
箱根登山鉄道箱根板橋駅から徒歩約10分
神奈川県小田原市板橋566

 

お地蔵さんのご利益とは

お地蔵さんに手を合わせる子供たち

お地蔵さんのご利益ってどんなものがあるのでしょうか?
例えば子育て地蔵尊などの名前が付いてるお地蔵さんであれば「子供がすくすく育つご利益があるんだな」と分かりやすいですよね
ここでは一般的にお地蔵さんにはどんなご利益があるのか解説していきます
 

お地蔵さんには二十八種の利益があるとされています

ほおずきとお地蔵さん

地蔵菩薩功徳経には次のように書かれています

若未来世 有善男子善女人見地蔵形像 及聞此経 
乃至読誦香華 飲食衣服珍宝 布施供養讃歎瞻禮 
得二十八種利益

引用:地蔵菩薩本願功徳経


訳すと意味はこうなります

もし未来の世に、善き男性と善き女性が地蔵菩薩のお姿を見たり、この経を聴き読誦し香華をあげ、飲食、衣服、珍しい宝を布施し、供養をして褒め称え仰ぎ見て礼拝をしたなら、28種の功徳を得られるでしょう。

 28種の功徳は以下の通りです

  • 天龍護念(天龍が守ってくれる)
  • 善果日増(善果が日ごと増す)
  • 集聖上因(勝れた因が集る)
  • 菩提不退(菩提が退ことがない)
  • 衣食豊足(衣・食に豊で不足しない)
  • 疾疫不臨(病気にかからない)
  • 離水火災(水の難、火の難に遭わない)
  • 無盗賊厄(盗賊の被害に遭わない)
  • 人見欽敬(人から敬われる)
  • 神鬼助持(鬼神が助けとなる)
  • 女転男身 (女が男性に転ずる)
  • 為王臣女(王の女性大臣となる)
  • 端正相好(容姿端麗で相がよい)
  • 多生天上(何度も天界へ生まれ変わる)
  • 或為帝王(或いは帝王になる)
  • 宿智命通(前世に得た智慧によって将来を知る事ができる)
  • 有求皆従(求める者は皆、従う)
  • 眷属歓楽(眷属が歓び楽しむ)
  • 諸横消滅(全ての不道理を消滅させる)
  • 業道永除(苦楽の報いの善悪の業を永久に取り除く)
  • 去処盡通(苦しみに通じるところが滅びる)
  • 夜夢安楽(夜の夢見が安らかになる)
  • 先亡離苦(先祖が苦しみから離れられる)
  • 宿福受生(前世の福を受け、生まれる)
  • 諸聖讃歎(全ての聖者がほめたたえる)
  • 聰明利根(素質や能力がすぐれる)
  • 饒慈愍心(哀れみ、慈しむ心を与える)
  • 畢竟成仏(絶対的な悟りを得ることができる)

こんなに多くのご利益があるんですね
女が男性に転ずるなんてのは、かなりユニークといえます

二十八種の利益のほかに七種の利益も得られるとされています

お地蔵さんに手を合わせる人

或聞地蔵 本願事行 讃歎瞻礼 得七種利益

引用:地蔵菩薩本願功徳経


訳すと意味はこうなります

あるいは地蔵の本願を目指す修行を聞き、褒め称え、仰ぎ見て礼拝をしたなら、七種の利益を得られるであろう

七種の利益は以下の通りです

  • 速超聖地 (すぐに完全な聖地へ行かれる)
  • 悪業消滅(悪業を消滅させる)
  • 諸佛護臨(諸仏が臨んで守ってくれる)
  • 菩提不退(悟りの境地から退くことはない)
  • 増長本力(本来、持っている力が増す)
  • 宿命皆通(前世の全てを見ることができる)
  • 畢竟成佛(絶対的な悟りを得ることができる)

すごいですね、合わせれば35のご利益ですか!?
今度から忘れずにお地蔵さんを見かけたらお祈りしようと思います

 

腰折地蔵尊(高田馬場)

高田馬場駅から徒歩8分の住宅街の一角に「腰折地蔵尊」という珍しい名前のお地蔵さんを見つけました

高田馬場、腰折地蔵尊


いったいどうしてそのような変わった名前が付けられているのでしょうか?

 

それは中山安兵衛(後の堀部安兵衛)が高田馬場で決闘した際に一人の武士がこの地蔵の後ろに隠れ、追手が刀で斬りつけたため地蔵の腰に刀傷がついたことに由来しているみたいです


以前は高田馬場駅付近にあったみたいですが、移転され現在の位置に祀られるようになりました

戦災で壊れてしまったために、現在の姿は再興されたものです

【アクセス】
東京都新宿区高田馬場3-25-6

お地蔵さんの正式名称は?仏様の種類をまとめました

六地蔵
 
お地蔵さんの正式名称は「地蔵菩薩」といいます
菩薩とは仏様の種類の一つで、釈迦入滅後未来神として現れる弥勒菩薩もお地蔵さんと同じ菩薩です
菩薩ってどんな意味を持っているのでしょうか?仏様の種類っていくつあるの?
そんな疑問について解説していきたいと思います

仏様の種類ってどんなものがあるの?

仏様のイメージ
大きく分けて4種類あると思ってください

如来
・菩薩
明王
・天部

現在仏さまと呼ばれているものは、元来は悟りを開いたもの、すなわち仏陀如来)のことを指しました
その後に菩薩や明王、天部などを含め、仏様と呼ぶようになったという点をここではおさえておきましょう
そのあとそれぞれの種類について解説していきたいと思います

如来について

御釈迦様のイメージ
仏の中で最高位に位置し、梵語で「真実から来たもの」を意味する
大日如来を除いては、衣をまとっただけの質素な姿をしている

代表的な如来

菩薩について

お地蔵さん
 

元々は悟りを開く前の修行時代の仏陀のことを菩薩と呼んでいた。梵語で「悟りを求めるもの」を意味する
その姿も修行時代の釈迦の姿が根底にあり、髪は結い上げられており、額には如来同様に白毫がある
お地蔵さんは菩薩の中でも外見が例外的で、他の菩薩が派手な装飾品を身につけているのに対し、質素で頭も坊主であるのが一般的である

代表的な菩薩

明王について

不動明王
 
如来の命を受けて人々を救うべく必死の形相となっている
動物や岩に乗ったり、目や手の数が多かったり、際立った特徴がある

代表的な明王

天部について

大黒天
 
天空や天上界に住む者を意味し、古代インドの神々が土台となっている

代表的な天部

  • 弁財天:インドの古代神話に登場するサラスバティというインダスの神様。水を持つものと訳されることから池や川などのあるところに祀られる
  • 大黒天:七福神のひとつで福徳や財宝を与える福の神。打ち出の小槌と大きな袋を持ち、米俵に乗っている
  • 毘沙門天:四天王のひとりで戦いの神様。姿は厳めしい鎧姿
  • 韋駄天:御釈迦様が亡くなったときにその遺骨を奪って、山に逃げ込んだ者を追いかけていって一瞬のうちに遺骨を奪い返したことから足の速いことで有名になった。

船橋周辺のお地蔵さん(不動院、最勝院、慈雲寺、西福寺「ふくふく地蔵」)

船橋周辺にはあまりお寺があるエリアではありません
ということで用事がなければあまり訪れないのですが、この間船橋に行く機会があったので、いくつかお寺巡りしてきました

まずは不動院という真言宗のお寺です

船橋、不動院


創建時期は不明ですが、江戸時代中期以前の創建といわれています。

こちらはお地蔵さんよりも、飯盛り大仏で知られているお寺です
大仏といってもこちらのちっちゃい仏像が通称「飯盛り大仏」

船橋、飯盛り大仏


正確には石造釈迦如来坐像といいます

ではこの仏像はなぜ飯盛り大仏と呼ばれているのでしょうか?
それは次のような話があるからです

もともとこの付近は漁業が盛んなエリアで、魚介が豊富に取れることから浦安や葛西などの漁師との漁場争いが絶えなかったといいます
問題が起きたのは文政7年(1824年)のことでした

葛西一橋家の漁師と船橋の漁師が衝突し、船橋の漁師が殴ったことから漁師3名が入牢させられ、そのうち2名が獄死してしまいました
牢の中で満足に飯も食べれなかった3名の苦労をしのんで、翌年の文政8年から毎年正月28日(明治以降は2月28日)に大仏の顔に飯を盛ることが現在まで風習となっているからです

しかしこの大仏は元々延享3年(1746)8月1日の津波によって亡くなった人々の供養のため建立されたものです

山号 海應山
院号 不動院
宗派 真言宗豊山派

 

船橋、不動院、山門

山門 

船橋、不動院、六地蔵

六地蔵

【アクセス】
船橋市本町3-4-6
京成船橋駅上り中央口から徒歩約6分
大神宮下駅出口から徒歩約8分
船橋駅南口から徒歩約8分

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続いて浄土宗のお寺「最勝院」

船橋、最勝院


寛永年間(1624-1645)の初頭に創建され、明治20年頃独立寺院となりました

山号 法光山
院号 最勝院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建 大超(潮)上人

船橋、最勝院

本堂

船橋、最勝院、お地蔵さん

お地蔵さんが立っていました

リンク:最勝院公式Facebook

【アクセス】
千葉県船橋市本町3-35-5
大神宮下駅出口から徒歩約6分
船橋駅 から徒歩8分

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三カ所目は曹洞宗のお寺「慈雲寺」

船橋、慈雲寺


以前は臨済宗でしたが、兵火によって荒廃したお寺を北条氏政が再興した際に曹洞宗となりました

船橋、慈雲寺、お地蔵さん


こちらのお寺でもお地蔵さんを見つけることができました

船橋、慈雲寺、一葉観音

一葉観音
木の葉に乗っているのは、中国で暴風雨に襲われた僧が観音様を一心に念じたところ、蓮葉に乗った観音菩薩が現われ救ってくれたことに由来する
水難から身を守ってくれる神様として信仰されているとのことです

船橋、慈雲寺、本堂

本堂

【アクセス】
千葉県船橋市宮本6-25-7
大神宮下駅出口から徒歩約10分
東船橋駅より徒歩約10分
船橋駅 から徒歩15分

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最後に訪れたのは真言宗のお寺「西福寺」

船橋、西福寺


こちらは別名「えんま寺」と呼ばれていることから、お地蔵さんとは非常にゆかりの深いお寺です

jizo-bosatsu.hatenablog.com

境内に入るとかわいらしい「冨久福(ふくふく)地蔵尊」がお出迎えしてくれます

船橋、西福寺、ふくふく地蔵


西福寺千住義典大僧正室富子刀自の母子推進委員としての社会福祉への誠心
一身を當山の興隆に捧げた誓願をこの六地蔵に託してよいご縁を頂くために請来したとのこと

なぜそのような名称で呼ばれているかといいますと、お子様が健やかに「ふくふく」育つように
冨と福を未来永劫に招くようにという二つの願いが込められているようです

船橋、西福寺、ふくふく地蔵

山号 船橋
院号 清浄心院
寺号 西福寺
宗派 真言宗豊山派
本尊 阿弥陀如来
創建 不明

 

船橋、西福寺、本堂

本堂

【アクセス】
千葉県船橋市宮本6-16-1
京成船橋駅上り中央口から徒歩約12分
大神宮下駅出口から徒歩約6分
船橋競馬場駅北口 から徒歩13分