目黒区の町名にもなっている「祐天寺」
東急東横線の駅名にもなっているので、名前を耳にしたことがある人も多いことでしょう。
今回は祐天寺に参拝してきました。
【目次】
祐天寺の基本情報
祐天寺は浄土宗のお寺で、山号は明顕山。
祐天上人の高弟祐海上人が、祐天上人を開山と仰いで享保3年(1718)に創建。
本尊は阿弥陀如来。
今回は北門から境内へ
表門
文化14年(1817)に建立。
国の登録有形文化財。
仁王門
享保20年(1735)に5代将軍徳川綱吉(つなよし)の養女竹姫(たけひめ)より寄進。
目黒区指定有形文化財になっています。
鐘楼
享保14年(1729)に6代将軍徳川家宣の正室、天英院(てんえいいん)より寄進。
水屋
弘化3年(1846)に建立。
阿弥陀堂
享保9年(1724)に5代将軍徳川綱吉(つなよし)の養女竹姫(たけひめ)より寄進。
目黒区指定有形文化財になっています。
本堂
現在の本堂は明治31年(1898)に再建されたものです。
(創建時の本堂は火災によって焼失)
五社稲荷
白狐を祐天上人の守護神として祀った随身稲荷がこの稲荷社の前身。
のちに松黒、富山、天白、妙雲の四社が合祀(ごうし)され、五社稲荷になりました。
かさね塚
大正15年(1926)建立。
祐天上人が累(かさね)という女性の怨霊(おんりょう)を成仏得脱(とくだつ)させた伝説は歌舞伎などの題材ともなっています。
仏足石
祐天寺のお地蔵さん
地蔵堂
天明8年(1788)建立。
寛政12年(1800)増築。
祐天上人の本地身の地蔵菩薩(ぼさつ)像が祀られています。
地蔵菩薩像
地蔵堂の本地身である地蔵菩薩像を石で模刻したもの。
平成29年(2017)5月に開眼。
作者は大仏師の長岡和慶(わけい)師。
地蔵縁起碑
子守り地蔵尊
淺野六蔵氏の発願(ほつがん)により、昭和18年(1943)に建立。
子どもの百日咳や疳(かん)の虫封じにご利益があるとして信仰されています。
こちらは子育て地蔵尊でしょうか?
境内の外ではありますが、祐天寺前の交差点にもお地蔵さんが立っていました。
こちらは交通安全を祈願する目的のようでした。
解説文は祐天寺公式サイトから一部引用させて頂いております。
祐天寺へのアクセス
東京都目黒区中目黒5-24-53
東急東横線「祐天寺」駅より徒歩8分
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