下高井戸駅から徒歩3分にある龍泉寺では、干支地蔵菩薩や北向地蔵といったお地蔵さんと出会うことができました。
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。
【目次】
龍泉寺の基本情報
龍泉寺は曹洞宗のお寺で、山号は嶺玉山。
慶長八年(1603)八月江戸麹町に開創されたと伝えられています。
雄峰山全勝寺二世の普庵瑞迪和尚によって開山。
寛永年中(1624-1643)江戸麹町から四ツ谷南寺町(現新宿区須賀町)に移転。
当地に移転したのは明治四十二年になります。
本尊は釈迦如来座像。
山門
本堂
龍泉寺のお地蔵さん
干支地蔵菩薩
干支地藏は、平成十五年(2003年)の龍泉寺開創四百年を記念して、当山二十三世 隆襌順次大和尚の発願により建立されました。
中国より干支の思想が日本に伝わり、日本人にとっては大変馴染みの深い干支ですが、それぞれの干支の年に生まれた人に地藏菩薩の功徳を授かるようにと祈願・建立されたのが、龍泉寺干支地藏です。
そういえば広島県の大聖院にも十二支地蔵という十二体のお地蔵さんがいました。
六地蔵
北向地蔵
このお地蔵さまは熱病などの病に大変霊験あらたかで、江戸時代、四谷に龍泉寺があった頃は毎日、このお地蔵さまにお参りに来る人で、にぎやかだった時期があったそうです。
北向きに建てられたお地蔵さんは珍しいとされています。
関西方面で出会った二体の北向地蔵を思い出してしまいます。
龍泉寺へのアクセス
東京都杉並区下高井戸2-21-2
京王線 下高井戸駅 北口徒歩3分
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