滄浪泉園(そうろうせんえん)という、東京都小金井市にある庭園では、おだんご地蔵と鼻かけ地蔵に出会うことができました。
庭園の基本情報と共に紹介していきましょう。
【目次】
滄浪泉園(そうろうせんえん)とは
滄浪泉園(そうろうせんえん)とは、東京都小金井市にある波多野承五郎の別荘の一部が庭園として残されたもので、緑地保全地区に指定されている。
犬養毅が命名した。
敷地内にはブナやケヤキ、アカマツなどが生い茂り、雑木林の樹種は、135種類にも及ぶ。
入園料は15歳以上100円(2023年8月)
池にはコイ、フナ、タナゴ、ドジョウなどが生息し、カモが飛来することもあるそうです。
敷地内には水琴窟も。
滄浪泉園で出会ったお地蔵さん
おだんご地蔵
このお地蔵様は正徳三年(一七三三年)今からおよそ 二百六十六年前念仏供養のためにつくられたものです。
何を見、何を想っているのでしょうか、素朴な お顔立は、このお地蔵様がたどって来た長い歳月を 私たちに語りかけてくれるかのようです。
お地蔵様の足元にはエビネが自生し、五月頃には花の じゅうたんを敷きつめふくいくとした香りを届けます。
鼻欠け地蔵尊
この石仏は寛文六年(一六六六年)今からおよそ三百五十年前に庚申様としてつくられたもので市内で最も古いお地蔵さまです。
信仰のため何度も触れられたからでしょうか目や鼻などが欠け落ち、昔の人々の厚い信心が伝わって来る ようです。
背後の椿は樹百年を悠に越すと見られ 季節には真紅の花を散らせお地蔵さまを飾ります。
どちらのお地蔵さんも周囲の自然と調和しており、非常に心休まる空間でした(時期によっては非常に蚊に刺されやすいので、対策を十分にしていくとよいでしょう)
滄浪泉園へのアクセス
小金井市貫井南町3-2-28
JR中央線武蔵小金井駅から徒歩約15分
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