お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

地蔵の里(深大寺)

深大寺 地蔵の里

東京では浅草寺に次ぐ古い寺「深大寺
1,200年以上の歴史のあるこのお寺の近くに「地蔵の里」があります。
いったいどんな里なのでしょうか?
深大寺とともに紹介したいと思います。

地蔵の里

地蔵の里とはどんな処なのでしょうか?
そこは小路にお地蔵さんが点在している遊歩道のような素敵な場所でした。

地蔵の里の石碑

地蔵の里のお地蔵さん

地蔵に里にはお地蔵さんが点在しています

なぜ地蔵の里がつくられたのか?
調べてみましたが、分かりませんでした。
後日何か分かったことがあれば追記したいと思います。

地蔵の里の地蔵たち

地蔵の里の地蔵座像

地蔵の里の地蔵様

地蔵の里の延命地蔵尊

延命地蔵尊も

深大寺の基本情報

深大寺天台宗のお寺で、山号は浮岳山、院号は昌楽院。
創建は満功上人、本尊は宝冠阿弥陀如来像。
多摩川三十三ヶ所観音霊場客番札所にもなっています。

深大寺の石碑

深大寺の歴史

  • 天平5年(733)満功上人が堂宇を建立、その後750年に深沙大王像を安置して創建。
  • 貞観年中(860頃)武蔵の国司蔵宗の反乱を降伏されたことを期に法相宗より天台宗に改宗。
  • 正暦2年(991)第18代天台座主慈恵大師良源大僧正の自刻像が深大寺遷座される。
  • 正長年中(1428頃)そして天文年中(1550頃)に野火により伽藍を焼失、共にその後再興される。
  • 慶応元年(1865)深大寺諸堂は山門と常香楼を残し炎上、大正時代に再建される。

 

境内には本堂以外にもたくさんのお堂が点在しています。
東日本最古の国宝仏「釈迦如来像(白鳳仏)」は別途拝観料が必要になります。

本堂

深大寺の本堂

深沙堂(じんじゃどう)

深大寺の深沙堂(じんじゃどう)

縁結びの神様「深沙大王」が祀られています。
本堂からは少し離れた場所にあります。

元三太子堂

元三太子堂

深大寺のおびんずるさん

厄除けにご利益のある元三大師像が祀られています。
お堂の前にはおびんずるさんも座っていました。

深大寺の年間行事

  • 1月1~7日 初詣・修正会
  • 2月3日 節分会
  • 3月3・4日 元三大師大祭・だるま市
  • 3月11日 東日本大震災慰霊供養 於:境内本堂前
  • 3月18~24日 春彼岸会法要 於:本堂
  • 4月3~8日 お釈迦さま誕生会行事
  • 4月5日 調布市仏教会 花まつり灌仏会法要 於:境内本堂前
  • 4月8日 深大寺 花まつり灌仏会法要(お釈迦様の誕生会) 於:境内本堂前
  • 4月25日 なんじゃもんじゃコンサート 於:境内
  • 5月3日 童子祭練行列 於:境内参道、元三大師御影供護摩祈祷法要 於:元三大師堂
  • 7/14・15日 ほおずきまつり
  • 8/3・4日 夕涼み会(外部団体主催)
  • 9月20~26日 秋彼岸会法要 於:本堂
  • 10月11日 十三夜観月会 於:山門(雨天決行)
  • 10月12日 大般若転読会 於:深沙大王堂
  • 11月下旬~12月上旬 そばまつり

鐘楼

深大寺の鐘楼

毎日朝・昼・夕に鐘が鳴らされます。

 

厄除けや深大寺そばで知られる深大寺ですが、縁結びの寺でもあるみたいです。
自然が多く、食事処も多いので、ゆっくり時間をかけてのんびり探索したいお寺です。

 

鬼太郎茶屋

鬼太郎茶屋

ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんが半生を過ごした調布。
鬼太郎茶屋では甘味を味わえるだけではなく、妖怪グッズやギャラリーを楽しむこともできます。

深大寺の歌碑

深大寺の竜

句碑・歌碑なども

大黒天と恵比寿さま

深大寺の大黒天と恵比寿さま

 

石像の中にお地蔵さんも

深大寺の石像

深大寺のお地蔵さん

深大寺文化財

国指定重要文化財

  • 銅造釈迦如来倚像
  • 梵鐘

調布市指定有形文化財

  • 山門

深大寺の山門

 

  • 深沙大王堂跡記念碑
  • 深沙大王堂内宮殿
  • 河鍋暁斎の天井画
  • 深大寺中横合狼藉禁止の朱印状
  • 武陽多麻郡浮岳山昌楽院深大寺縁起
  • 慈恵大師坐像
  • 毘沙門天立像
  • 元三大師参詣の道標
  • 文明十六年銘胎蔵界大日板碑

深大寺公式サイト

www.jindaiji.or.jp

深大寺へのアクセス

東京都調布市深大寺元町5-15-1
京王線調布駅中央口、つつじヶ丘駅北口より「深大寺」行きバスで15分
JR吉祥寺駅南口より「深大寺」行きバスで30分
JR三鷹駅南口より「深大寺」行きバスで25分