埼玉県所沢市にある金乗院には、ぽっくり地蔵というお地蔵さんがいます。
名前から想像するに「死ぬときは苦しまずにぽっくり逝きたい」という願いが込められているような気がするのですが、実際はどうなのでしょうか?
金乗院は見どころの多いお寺でもあるので、お寺と共に紹介してみたいと思います。
名前から想像するに「死ぬときは苦しまずにぽっくり逝きたい」という願いが込められているような気がするのですが、実際はどうなのでしょうか?
金乗院は見どころの多いお寺でもあるので、お寺と共に紹介してみたいと思います。
【目次】
金乗院の基本情報
金乗院は真言宗豊山派のお寺で、山号は吾庵山、寺号は放光寺。
創建は行基菩薩、開基は弘法大師。本尊は千手観音(山口観音)。
武蔵野三十三観音霊場十三番、狭山三十三観音霊場初番、奥多摩新四国霊場八十八ヶ所五十二、六十五、六十七、七十七、七十九番。
本堂
ぽっくり地蔵
当山十八世亮盛師が元禄年間本山に遊学した時、高野山の引導地蔵を招来したものです。
弘法大師様が入定(死亡)された時、振り返って見送られたままの姿は、大変貴重な形です。
此のお地蔵さまを信仰される人は永い病気をすることなくお地蔵さまに由って極楽浄土に見送られます。
建物は昭和四十九年解体復元され地下から多数の埋蔵物が発見されました。
(境内の立て看板から引用しました)
やはりぽっくり地蔵様のご利益は、病気で苦しむことなく、ぽっくりと極楽浄土に迎え入れられるということみたいですね。
仁王門
もちろん仁王像も
霊馬堂
鎌倉攻めする際に戦勝を祈願して愛馬(新田義貞公の白馬)を寄進したお堂です。
布袋尊
新義真言宗の開祖、興教大師の像です
金乗院でみつけたお地蔵さん
金乗院ではぽっくり地蔵さま以外にもたくさんのお地蔵さんを見つけることができました。
六地蔵
水子地蔵
子育て地蔵尊
金乗院は山口観音(千手観音)があることで知られています。
千手観音像は二体あり、裏観音は見ることができますが、表観音は秘仏となっており33年に1度しか公開されていません。
近くには西武ドームがあるので、野球観戦のついでに訪れてみてはいかがでしょうか?
金乗院へのアクセス
埼玉県所沢市上山口2203