目次 山門をくぐって境内に入ると、地蔵祠に収められた「火防地蔵」さまがいらっしゃいました 弘化2年(1845年)に起こった青山大火災(現明治記念館付近より出火)のおり、この寺の門前にあった地蔵尊の前で火勢が止まり、それにより当寺門前はもちろん四谷方面が火災から免れた。 長安寺は浄土宗のお寺で山号は深谷山 子育て地蔵尊も見つけました 新宿区信濃町2-8
火防地蔵について
火防地蔵の名前の由来について、掲げられていた掲示板より引用します
以来「火防地蔵」と呼ばれるようになった。なお現在の火防地蔵はこの災害の供養の為、弘化3年に造られたものである。長安寺の基本情報と歴史
天正15年(1587)心蓮社利貞上人が市谷本村町に創建、この地に移転されたのは明暦2年(1625)のことです
これは元々お寺があった土地が尾張徳川家の御用地とされたためです
本尊は阿弥陀如来像長安寺で行われる主な行事
施餓鬼法要とは字の如く、餓鬼に施す法要です。
お釈迦様の弟子阿難が餓鬼にあと3日の命いわれお釈迦様に相談したところ、一切の餓鬼に施すようにいわれ、そうしたところ命をとりとめることができました。
浄土宗が拠り所とする浄土三部経の一つ『無量寿経』に十日十夜の善のなすことの功徳がとかれています。
また秋に行われることから収穫にたいする感謝の法要にも通じています。
お経の中でもこの世で行う善は、仏の国での百倍もの価値があり、現世利益も生まれると記されています。長安寺へのアクセス