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小万地蔵尊
小万地蔵尊とは
この地蔵尊の造立年などは不詳ながら、次のような謂れが伝わっています。
一説には、鎌倉時代に夫婦の者(諸国の礼拝してる人) があり、この辺で小万という妻が病のため没してしまいました。
人はこれを哀れみ、堂宇を建立して祀ったと伝えられています。
また、小万という越後の小百姓の娘が、江戸深川にいる恋の清三郎訪ねる途中、この坂で死んだとされる伝承もあります。
以来、地元では「小万地蔵さん」と呼び、坂道を往復するたびに一礼し歌って来ました。
そのため、いつの間にかこの坂道のことを「小坂」と呼ぶようになりました。
「小万地蔵を保存する会」により、 毎年八月二十四日を「お地蔵さん祭り」 として、この地蔵尊を通じての供養が行われています。
近くの立て看板から引用した解説文です。
諸説あるお地蔵さんみたいですね。
いずれにせよ亡くなった人を供養する為のお地蔵さんらしいので、合掌してこの場を去りました。
小万地蔵尊改築の碑