護国寺に「一言地蔵尊」という変わった名前のお地蔵さんがあると聞いて行ってきました。
駅の名前に使用されているくらいだから「きっと有名なお寺なんだろう」ほとんど予備知識のないまま訪れました。
【目次】
護国寺の基本情報
護国寺は真言宗豊山派の大本山で神齢山悉地院と号します。
5代将軍徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって天和元年(1681)に創建されました。
御府内八十八ヶ所霊場87番札所、江戸三十三箇所観音霊場第13番、東京三十三観音霊場24番札所でもあります。
また国指定重要文化財7件、都指定文化財2件、文京区指定文化財17件と数多くの文化財があります。
仁王門
正面両脇には金剛力士像、背面両脇には二天像がそれぞれ安置されています
唐銅蓮葉形手洗水盤
御本尊様をお参りする前に、ここで身心を清めるために設置されています。
間に挟まれた階段を上った先にあるのが不老門です。
不老門
昭和13年(1938)4月仁王門と本堂の中間に建立されました。
本堂
本堂内には地蔵菩薩立像、大日如来座像ほか多くの仏様が安置されています。
拝観は可能ですが、撮影は不可となっています。
緑がかった屋根が特徴的です。
太子堂
元禄14年(1701)に再営された旧薬師堂を、大正15年以降に大修理し、大師堂としました。
一言地蔵尊
一言だけ願いを叶えてくれるというので、僕もシンプルなお願いことをしてきました。
護国寺で見つけたその他のお地蔵さん
その背後の薮にもたくさんの石仏がありました。
身代わり地蔵尊
六地蔵
多宝塔
昭和13年4月の建立、塔は石山寺の多宝塔(国宝)の模写です。
薬師堂
元禄期の標準的な遺構として、価値ある建造物となっています。
大仏
護国寺には猫がたくさん住んでいます。
お地蔵さんとの2ショット写真も撮ることができました。
護国寺へのアクセス
文京区大塚5-40-1
東京メトロ有楽町線「護国寺駅」下車すぐ