広島市西区の三滝山の中腹にある三瀧寺では、たくさんのお地蔵さんと出会うことができました。
寺院自体も、自然と調和していてとても素晴らしかったです。
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。
【目次】
三瀧寺の基本情報
三瀧寺は高野山真言宗のお寺で、山号は龍泉山。
大同4年(809年)空海(弘法大師)によって創建されたとされています。
本尊は聖観世音菩薩・三鬼大権現。
中国三十三観音の第十三番札所、広島新四国八十八ヶ所霊場第十五番札所にもなっています。
JR可部線「三滝駅」を下車し、三滝散策マップを見ながら足を進めていくと、かわいい案内を見つけました。
参道
鐘楼
戦後すぐに現在の鐘が鋳造されましたが、当時は材料の品質が悪くヒビが入っています。
広島市指定被爆建物となっています。
花の鐘つけば微笑む地蔵尊
この鐘楼のことでしょうか?
多宝塔
室町時代末期に和歌山の広八幡神社に建立。
昭和26(1951)年に原爆犠牲者の供養のため、三瀧寺に移築。
広島県重要文化財に指定されています。
龍神堂
長く龍神は旧本堂にまつられていたが、平成21(2009)年に開創1200年記念事業として建築されました。
本堂
建立年代は不明。 鎌倉時代に銀山城主、武田信守が本堂を修築。
明治初年、明禪(みょうぜん)僧正によって改築。
昭和49(1974)年、平安時代の建築様式の粋を集め、檜(ひのき)造・寄棟瓦葺(よせむねかわらぶき)で再建。
本堂のすぐ裏にあった看板。
確かにクマが出てもおかしくない環境でした。
鎮守堂
明治時代に、住職・四鬼神(よきじん)和尚が三瀧寺の安寧のため建立。
天神さま(菅原道真公)と山神さまが祀られています。
広島市指定被爆建物となっています。
本坊
瓶岩権現(かめいわげんげん)
火災・盗難除けの権現様。
お酒を灌ぎながら祈るとご利益があるといわれています。
十三佛道
十六羅漢
金剛力士像
本堂の金剛力士像
緑が多くて癒されます。
三瀧寺で出会ったお地蔵さん
延命地蔵尊
日限地蔵尊
交通安全地蔵尊
春風地蔵尊
昭和40年5月16日朝日新聞社機「春風」は広島県営陸上競技場において開催されていた日本体操祭広島大会の取材中、
観音新町天満川入江に墜落し全員死亡されました。
六地蔵
立像3体、座像3体の六地蔵は初めてかも
三瀧寺で出会ったその他の石仏など
水かけ七尊像
各宗祖師の像
三瀧寺へのアクセス
広島県広島市西区三滝山411
JR可部線三滝駅から徒歩で20分
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