台東区橋場というあまり聞き慣れない場所に「お化け地蔵」という珍しい名前のお地蔵さんがいるということを知り、行ってきました。
いったいどうしてこんな名前が付けられているのでしょうか?
そしてお化け地蔵が3メートル余りの巨大なお地蔵さんということにも驚いてしまいました。
いったいどうしてこんな名前が付けられているのでしょうか?
そしてお化け地蔵が3メートル余りの巨大なお地蔵さんということにも驚いてしまいました。
【目次】
お化け地蔵とは
お化け地蔵の名前の由来には、かつて大きな笠をかぶっていて、その笠が向きを変えたから
高さ3メートル余りと並外れて大きいからなど諸説あるみたいです。
巨大なお地蔵さんといえば、江戸六地蔵(270㎝前後)首切り地蔵尊(4メートル近く)を思い出しますが、お化け地蔵もなかなかの大きさです。
お化け地蔵は、享保6年(1721)の建立。
関東大震災で二つに折れたが、補修し現在にいたっています。補修の際には頭部も取り換えられたとのこと。
常夜灯は、寛政2年(1790)に建てられた。
松吟寺の基本情報と歴史
一見して路傍のお地蔵さんと思ってしまいますが、お化け地蔵は松吟寺というお寺の境内にあります。
松吟寺は曹洞宗のお寺で、寛永2年に総泉寺の庵室松吟庵として創建されました。
開山は前永平勅特賜大智恵光禅師円月江寂
元来この一帯は、室町時代以来、禅宗の総泉寺の境内でした。
門前一帯に立っていた大きな石地蔵(お化け地蔵)を維新の際に総泉寺入口に移したとのこと。
その後総泉寺は、昭和4年板橋区へ移転しました。
「お化け地蔵」近くにある「元総泉寺境内諸仏供養の為」の碑は移転に際し建てられたものと思われています。
お化け地蔵へのアクセス
東京都台東区橋場2-5-3
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