当ブログでも何度か紹介してきた塩地蔵。
その大半が塩をお供えして願掛けするというお地蔵さんです。
安楽寺の塩掛け地蔵はどのようなお地蔵さんなのでしょうか?
お寺の基本情報とともに紹介していきましょう。
【目次】
安楽寺の基本情報
安楽寺は天台宗のお寺で、山号は松園山、院号は寶林院。
弘治2年(1556)大僧都良珊和尚により開創。本尊は阿弥陀如来。
昭和20年5月、戦災により本尊仏及び過去帳を除き焼失。
昭和30年、壇信徒により復興され、現在の景観に。
山門
本堂
江戸時代には勅使が江戸参向の折り、品川宿に泊られた時に、火災等非常事態が生じた際には、この本堂が御立退き場と定められていました。
塩掛け地蔵
何時のころからか、塩を供えてお願い事をすれば、必ず成就すると言い伝えられ、現在のように石をも溶かしたほど大勢の人が参拝ご利益を戴きました。
おできが治るとも言われているそうです。
たくさんの塩がお供えされていました。
その他安楽寺の文化財など
供養塔群
庚申供養塔5基と題目供養塔、馬頭観音供養塔、馬頭観世音道標の合計8基が連なっています。
品川区指定有形文化財になっています。
連理塚
浄瑠璃や歌舞伎に脚色され、白井権八のモデルとなった、平井権八、小紫の墓所です。
元々は目黒の虚無僧寺にありましたが、廃寺となったため当地に移転されました。
夢違観世音菩薩
悪い夢を見たとき、この観音様にお祈りすれば良い夢に変えていただけるというご利益があるそうです。
安楽寺へのアクセス
東京都品川区西五反田5-6-8
東急目黒線 不動前駅より徒歩3分
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