早稲田駅の近くに落馬地蔵尊というお地蔵さんがいると聞いてお参りに行ってきました
落馬地蔵とはまた変わった名前ですが、いったいどういった由来があるのでしょうか?
【目次】
落馬地蔵尊とは
江戸幕府3代将軍、徳川家光公が遠乗りに出た際に、この地を通過した際に突然馬が暴れだして将軍が落馬してしまいました
怪しいと思った将軍がこの地を探索してみると、土橋の下から地蔵が出現したので、畏怖した将軍はこの地蔵を祀りました
これが落馬地蔵尊の始まりといわれています
落馬地蔵尊の歴史
寛永13年(1636)高田の馬場が開設された際には、旗本や諸大名の馬術鍛錬の為、江戸城~牛込見付~落馬地蔵~穴八幡~高田の馬場という道順がとられました
馬に関連したお地蔵さんであったことも影響しているのでしょうか、馬術武芸の上達や安全を祈念するものも多かったといいます
文献などによれば、この地にあった浄土宗大養寺のお地蔵さんであるみたいです
大養寺は心蓮社欣譽上人が開山、創建したお寺です
戦災によって焼失するも再建され、現在も早稲田通りの歩道で道行く人を見守るように立っています
よく見ると左右に1体ずつ小さなお地蔵さんも座ってました
お花やお供え物がしてあって、地域の住民に愛されているお地蔵さんなのだという印象を受けました
落馬地蔵尊へのアクセス
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