お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

とうがらし地蔵(禅東院)

とうがらし地蔵(禅東院)

 

八王子の禅東院でとうがらし地蔵と出会うことができました。

 

都内で見つけたとうがらし地蔵はこれで3体目です。

jizo-bosatsu.hatenablog.com

jizo-bosatsu.hatenablog.com


全国に視野を広げれば、まだまだ存在しそうですね。
今回もお寺の基本情報と共に紹介していきましょう。

 

【目次】

 

禅東院の基本情報

禅東院は禅宗系単立寺院で、山号神龍山。
応永元年(1400)真言宗 海厳上人により開創。
江戸時代に曹洞宗に。
昭和25年18代英道俊一代に単立寺院となる。

 

現在は曹洞宗臨済宗の伝統を踏まえ、上座仏教やアジア各国の仏教交流。
またパーリ大学八王子分校としても活動。
八王子三十三観音霊場28番にもなっています。

 

山門

山門

 

本堂

本堂

 

とうがらし地蔵

とうがらし地蔵

 

寛文11(1671)年8月24日建立。
当時「本宿」は(本町)藪ノ内と呼ばれ、周辺の農家で唐辛子が多く栽培されていた。
江戸時代飢饉の際、内藤新宿の「八つ房」と言う問屋に卸し、この地の人々が大変助かったという記録が残っている。
人々はここで育ったとうがらしをお地蔵様にかけ、いつしか親しみを込めて「とうがらし地蔵」と呼んだ。
地蔵とは字のごとく地の蔵、この地で育つものが実を結び花を咲かすことを願った。
縁日は昭和20年代まで盛大に行われていた。
・・「唐がらし、浮世の味はこんなもの」

 

毎年十月最終日曜には、とうがらし地蔵尊縁日大祭が営まれます。

 

八王子の寺で永代供養の墓地をお探しなら、宗教法人禅東院へ

 

禅東院へのアクセス

東京都八王子市本町17-19
JR八王子駅より徒歩15分

 

 

この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。

↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 写真ブログ 庭園・史跡・神社仏閣写真へ
にほんブログ村