八王子の禅東院でとうがらし地蔵と出会うことができました。
都内で見つけたとうがらし地蔵はこれで3体目です。
全国に視野を広げれば、まだまだ存在しそうですね。
今回もお寺の基本情報と共に紹介していきましょう。
【目次】
禅東院の基本情報
禅東院は禅宗系単立寺院で、山号は神龍山。
応永元年(1400)真言宗 海厳上人により開創。
江戸時代に曹洞宗に。
昭和25年18代英道俊一代に単立寺院となる。
現在は曹洞宗臨済宗の伝統を踏まえ、上座仏教やアジア各国の仏教交流。
またパーリ大学八王子分校としても活動。
八王子三十三観音霊場28番にもなっています。
山門
本堂
とうがらし地蔵
寛文11(1671)年8月24日建立。
当時「本宿」は(本町)藪ノ内と呼ばれ、周辺の農家で唐辛子が多く栽培されていた。
江戸時代飢饉の際、内藤新宿の「八つ房」と言う問屋に卸し、この地の人々が大変助かったという記録が残っている。
人々はここで育ったとうがらしをお地蔵様にかけ、いつしか親しみを込めて「とうがらし地蔵」と呼んだ。
地蔵とは字のごとく地の蔵、この地で育つものが実を結び花を咲かすことを願った。
縁日は昭和20年代まで盛大に行われていた。
・・「唐がらし、浮世の味はこんなもの」
毎年十月最終日曜には、とうがらし地蔵尊縁日大祭が営まれます。
禅東院へのアクセス
東京都八王子市本町17-19
JR八王子駅より徒歩15分
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