お地蔵さんの正式名称は「地蔵菩薩」といいます
菩薩とは仏様の種類の一つで、釈迦入滅後未来神として現れる弥勒菩薩もお地蔵さんと同じ菩薩です
菩薩ってどんな意味を持っているのでしょうか?仏様の種類っていくつあるの?
そんな疑問について解説していきたいと思います
菩薩とは仏様の種類の一つで、釈迦入滅後未来神として現れる弥勒菩薩もお地蔵さんと同じ菩薩です
菩薩ってどんな意味を持っているのでしょうか?仏様の種類っていくつあるの?
そんな疑問について解説していきたいと思います
仏様の種類ってどんなものがあるの?
大きく分けて4種類あると思ってください
現在仏さまと呼ばれているものは、元来は悟りを開いたもの、すなわち仏陀(如来)のことを指しました
その後に菩薩や明王、天部などを含め、仏様と呼ぶようになったという点をここではおさえておきましょう
そのあとそれぞれの種類について解説していきたいと思います
如来について
代表的な如来
- 釈迦如来:釈迦を仏陀として敬う呼び名、仏法の開祖
- 大日如来:密教の本尊、如来の中では例外的に装飾品をたくさんつけている
- 阿弥陀如来:大乗仏教の如来の一つ、鎌倉の大仏が有名
- 薬師如来:大乗仏教の如来の一つ、梵語では「医者の長」の意味。左手に薬壺を持っているのが特徴的
菩薩について
元々は悟りを開く前の修行時代の仏陀のことを菩薩と呼んでいた。梵語で「悟りを求めるもの」を意味する
その姿も修行時代の釈迦の姿が根底にあり、髪は結い上げられており、額には如来同様に白毫がある
お地蔵さんは菩薩の中でも外見が例外的で、他の菩薩が派手な装飾品を身につけているのに対し、質素で頭も坊主であるのが一般的である
代表的な菩薩
- 地蔵菩薩
- 弥勒菩薩:お釈迦さんが亡くなってから56億7000万年後に現れる未来神
- 文殊菩薩:右手に剣、左手に経典を持つ「三人寄れば文殊の知恵」ということわざからも分かるように智慧の神様となっている
- 観音菩薩:阿弥陀如来の脇侍として助手的な役割を果たす。千手観音、十一面観音など様々な形をもつ
明王について
如来の命を受けて人々を救うべく必死の形相となっている
動物や岩に乗ったり、目や手の数が多かったり、際立った特徴がある
動物や岩に乗ったり、目や手の数が多かったり、際立った特徴がある
代表的な明王
- 不動明王
- 降三世明王(ごうざんぜみょうおう):煩悩を打ち消す明王、五大明王の東を担当
- 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう):蛇が体中に巻き付いている明王、五大明王の南を担当
- 大威徳明王(だいいとくみょうおう):水牛にまたがっている。五大明王の西を担当
- 金剛夜叉明王:雷を放つ神の武器であるヴァジュラを持つ、五大明王の北を担当
天部について
天空や天上界に住む者を意味し、古代インドの神々が土台となっている