永代寺は深川不動尊や富岡八幡宮など著名な建造物の近くにあり、訪れやすい立地にあります
またかつて江戸六地蔵のひとつとして栄えたという歴史があり、そういった意味からすれば江戸六地蔵の記事も今回をもって完結といえるのかもしれません
その他にも子育て地蔵尊や取持地蔵尊など何体かのお地蔵さんを見つけることができました
永代寺の基本情報
永代寺は高野山真言宗のお寺で、山号は大栄山、院号は金剛神院
本尊は歓喜天、開基は長盛上人
御府内八十八ヶ所霊場68番札所ともなっています
永代寺の歴史
永代寺は寛永元年(1624)長盛の開山により永代島(現在の永代橋東側一帯)に創建されました
江戸時代には富岡八幡宮の別当寺、江戸六地蔵の一つとしても栄え、元禄12年(1699)には関東五ヵ寺同等の格をたまわりました
当時の永代寺は現在の深川公園一帯の敷地を持った広大なお寺でした
ちなみに門前仲町という地名は、この旧永代寺の門前という事が由来となっています
明治初年の神仏分離により廃寺、江戸六地蔵の六番目のお地蔵さんもその際に壊されてしまいました
現在その代わりとして台東区の浄名院に代仏が建てられています
明治29年に旧永代寺の塔頭の吉祥院が名称を引き継ぎ、現在の地に再興されました
永代寺のお地蔵さん
永代寺には地蔵堂があり、中には子育て地蔵尊や取持地蔵尊などが祀られていました
取持地蔵尊とは珍しい名前のお地蔵さんですが、一体どういった意味からなのでしょうか?
調べてみましたが、はっきりしたことは分かりませんでした
こんなかわいらしいお地蔵さんも