【目次】
良観寺の基本情報
良観寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は弘誓山、院号は観音院。
室町時代末期から江戸時代初期にかけての間に念仏堂として建立されました。
本尊は聖観世音菩薩。江戸時代には尻手の観音として知られていました。
南葛八十八ヶ所霊場の52番、新四国四箇領八十八ヵ所霊場29番、江戸川七福神の布袋尊にもなっています。
山門
本堂
良観寺のお地蔵さん
やすらぎ地蔵尊
子育て地蔵尊
六地蔵
その他境内で見つけたお地蔵さん
良観寺の著名な建造物
- 宝袋尊(柴又七福神のひとつ)
お腹に両手を当ててお願いすると、ご利益があるとされています。
江戸時代初期に商人が都からの帰りに、山中で日が暮れ、民家の宿を借り一夜を明かしたが、民家と思ったのは大木のうろの中で、驚いてうろの中を見渡すと布袋尊がおられた。
尊像を店に持ち帰ったところ、商いは大いに繁盛した。
この御利益を大勢の人々のお役に立てたいと発願し、 宝袋尊と称して良観寺に奉納した。といわれています。