地下鉄外苑前駅のすぐ近くの「梅窓院」というお寺の参道にかわいらしいお地蔵さんをみつけました。
お寺の情報と共に紹介してみたいと思います。
【目次】
梅窓院の基本情報
梅窓院は浄土宗のお寺で山号は長青山、寺号は寶樹寺。
開山は戴蓮社頂譽上人冠中南龍和尚、但し大本山増上寺十二世、中興普光観智国師を勧請して開山祖としました。
本尊は阿弥陀仏。
江戸三十三観音霊場24番、東京三十三観音霊場7番札所でもあります。
寺号塔
梅窓院の歴史
寛永20年(1643)梅窓院建立。当時の広さは現在の約4倍の13,000余坪であったといいます。
明治10年(1877)増上寺の学寮『慈忍室』が梅窓院に移って来る。
昭和20年(1945)戦災により観音堂が焼失、昭和25年に再建。
昭和39年(1964)東京オリンピックに伴う国道246号線拡張で境内地が国に買い上げられる。
平成7年 (1995)観音堂老朽化の為、新観音堂が建立。
平成15年(2003)新本堂棟が完成。設計は建築家の隈研吾氏。
山門
梅窓院のお地蔵さん
金明孟宗竹が植えられた参道沿いには、かわいらしい姿をしたお地蔵さんがいました。
このお地蔵さんについては、詳しいことは調べても分かりませんでした。
しかし「赤坂區史」による梅窓院の縁起には次のように書かれています。
但しこのお地蔵さんが楔地蔵尊かどうかは不明です。
人々の不老長寿を願って先代住職・中島真哉上人が起立したものです