管理人未訪のお寺ですが、奈良県にある伝香寺には「はだか地蔵尊」というお地蔵さんが安置されており、毎年7月22日には衣の着せ替えが行われるとのこと。
大変珍しい行事ですので、お寺の基本情報とともに紹介していきたいと思います。
【目次】
伝香寺の基本情報
伝香寺は奈良県にある律宗のお寺で、鑑真和上の弟子である思託(したく)律師により宝亀2年(771年)に開創(当初の寺号は実円寺)。
天正13年(1585年)寺号を実円寺と改める。
本尊は釈迦如来。
奈良三名椿の一つ「散り椿」があることでも知られています。
大和北部八十八ヶ所霊場第10番、大和地蔵十福霊場第1番にもなっています。
はだか地蔵尊とは
妙法尼が母の菩提をとむらうため1228年に造立した地蔵菩薩立像。
像高97.3cm。
画像はありませんが、鮮やかな法衣をまとっています。
年に一度、7月23日の「御更衣法要(地蔵会・着せ替え法要)」の際には、法衣が取り替えられています。
なぜはだか地蔵と呼ばれているのかというと、法衣の下が衣装などを彫刻していない「裸形像」とあるからです。
裸形のお地蔵さんというと、同じ奈良県にある新薬師寺のおたま地蔵を思い浮かべてしまいます。
伝香寺へのアクセス
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