東十条駅周辺で見つけたお地蔵さんです。
【目次】
西音寺のお地蔵さん
寺号標のそばにお地蔵さんが立っていました。
西音寺の基本情報
西音寺は真言宗智山派のお寺で、山号は無量山、院号は龍谷院。
文明年間(1469年-1486年)玄仲によって創建されたと言われています。
本尊は不動明王。
豊島八十八ヶ所霊場30番札所、北豊島三十三ヶ所霊場30番札所でもあります。
寺号標
山門
山門から先は進入禁止となっていました。
西音寺へのアクセス
真光寺のお地蔵さん
真光寺の基本情報
真光寺は真言宗智山派のお寺で、山号は隆照山、院号は桂徳院。
創建年代は不詳ですが、江戸時代末期には創建されていたとみられています。
本尊は勢至菩薩。
豊島八十八ヶ所霊場29番札所、北豊島三十三ヶ所霊場16番札所でもあります。
山門
本堂
おびんずる様
おびんずる様は俗に「撫仏(なでぼとけ)」とも呼ばれ、おびんずる様の身体を触って、その手で自分を撫でると病気が治り、頭も良くなり、痛みもなくなると言われ、深く信仰されています。
六角堂/勢至堂
本尊の勢至菩薩が祀ってあります。
お彼岸、お盆などの行事中に開扉(開帳)されるとのこと。
地蔵堂
真光寺へのアクセス
東京都北区中十条3-1-5
JR京浜東北線 東十条駅 南口より徒歩約2分
地蔵坂の子育て地蔵尊
地蔵堂は、以前は地蔵坂の中腹にありましたが、昭和6年(1931)の下十条駅(現東十条駅)開通、昭和12年の道路拡張により、現在地に移されました。
地蔵堂の中には、大小の地蔵尊と2基の石像が納められています。
このうち、中央の大型の地蔵尊(高さ95センチ、丸彫り立像)が子育て地蔵尊です。背面に「世話人 弥八、願主 善光」と刻まれています。
本地蔵尊の建立年代は不明ですが、安永2年(1773)成立の『新編江戸志』には「地蔵坂 往古ハ此坂の辺に地蔵尊ありしゆへに名づく」とあり、江戸時代には地蔵尊が存在していたことがわかります。地蔵信仰は、平安時代中期以降、子供を守護し身近な願いをかなえるものとして全国的に広まりました。
本地蔵尊は北向きに供養され、家内安全と子供の健やかな成長を祈願する方々のお参りが絶えません。昭和48年に地蔵堂を寄進した高木家と近隣の有志によって子育て地蔵尊奉賛会が結成され、毎年9月24日に法要が行われています。
地蔵堂の前面には「当村 願主 高木兵助」の名が刻まれた花立と寛政3年(1791)の文字庚申塔があります。
以上
東京都北区教育委員会の説明板より引用しました。