北区西ヶ原にある無量寺には、ことぶき地蔵尊ほか、いくつかのお地蔵さんを見つけることができました。
建てられた理由や歴史などをお寺の紹介と共に紹介していきたいと思います。
【目次】
無量寺の基本情報
無量寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は佛寶山、院号は西光院。
創建年代は不明(鎌倉期から室町期頃か?)本尊の不動明王像は、足止め不動としても知られています。
かつては長福寺という名前でしたが、江戸幕府9代将軍の幼名長福丸と同名であることから改名されました。
江戸六阿弥陀巡礼の3番目、豊島八十八ヶ所霊場59番札所、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場3番札所ともなっています。
参道
山門
本堂
太子堂
中には恵心作の聖観音像(雷除けの本尊)が安置されています。
ことぶき地蔵尊
ことぶき地蔵尊は昭和28年11月に交通安全と西ヶ原坂下通り商店街の繁栄を祈念して建立されたものです。
一度本郷通り沿いに移されましたが、平成27年に再び無量寺に戻されました。
本郷通り沿いにあった頃には、夏の地蔵盆や毎月6の日は縁日で露店なども出て賑わったとのことです。