京都市伏見区にある善願寺には、腹帯地蔵尊と呼ばれる安産祈願で名高いお地蔵さんがいらっしゃいます。
管理人未訪のお寺ですが、紹介してみたいと思います。
【目次】
善願寺の基本情報
善願寺は天台宗のお寺で、山号は誓弘山(せいぐ-ざん)。
天平年間(729-749)、第45代・聖武天皇皇后・光明皇后の発願により、行基によって創建。
長保年間(999-1004)、比叡山の恵心僧都によって再興。
本尊は地蔵菩薩坐像。
平清盛の5男・重衡(しげひら)夫人の安産を祈願して堂宇が建立されるなど安産祈願のお寺として知られています。
拝観料:500円
腹帯地蔵尊
腹帯地蔵尊は、長保年間に造立。
地蔵尊の胎内には、行基による千日千部の写経「地蔵菩薩本願経」が納められていると言われています。
高さは268.2cm
法衣の下に下裳(したも、下衣)を身に着けていることから、腹帯にたとえ腹帯地蔵尊と呼ばれています。
像の表面には茶色の紙が隈なく貼られていたことから、「張子の黒地蔵さん」の別名があります。
桧材、寄木造のお地蔵さんです。
善願寺へのアクセス
京都市伏見区醍醐南里町33
地下鉄東西線「醍醐駅」より徒歩20分
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