寺院の境内に安置されているものとは異なり、路傍のお地蔵さんはやむを得ない事情から、撤去されてしまうことがあります。
近隣の住民や商店街の人たちによって管理されているものも多い一方で、過疎化で管理する人がいなくなってしまったり、区画整理などの理由でなくなってしまうケースがあります。
管理人が過去に訪れたお地蔵さんの中にも現在は存在しないものがいくつかあります。
(なくなったことが判明次第、記事は修正しています)
名古屋市熱田区のお地蔵さんも、現在(2024年8月)老朽化などの理由で撤去が検討されています。
名古屋市熱田区にある「熱田空襲」の犠牲者を慰霊するために建てられた地蔵が、老朽化と安全性の問題から撤去の危機に瀕しています。
この地蔵は1958年に設置され、地域住民に親しまれてきましたが、設置から65年以上が経過し、地震で倒壊する恐れがあるため、敷地を提供している愛知時計電機が撤去を検討しています。
しかし、地蔵に対する住民の思いは強く、有志の住民が「熱田空襲遺跡を守る有志の会」を結成し、撤去反対と保存を求めています。
これを受け、愛知時計電機は撤去計画の再検討を進めていますが、地蔵を存続させるための課題は多く残っています。
空襲の犠牲者を慰霊するお地蔵さんとのことなので、何とか補修して存続して欲しいものです。
慰霊地蔵尊
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