遂にお地蔵さんブログも関西エリアへ進出!
といっても地蔵関連の文献を漁れば地蔵マニアの先人たちは、海外にまでその足を伸ばしているらしく、まだまだ先は長いと思い知らされるばかりです
京都駅のすぐ近くに通称猿寺と呼ばれている浄土宗のお寺(正行院)があります
これはお寺を開山した円誉上人が修行している時に猿に「南無阿弥陀仏」の御名号を書いたお守りを授けられ、そのお守りのお蔭で危機から救われたことに由来します
お寺への参拝には事前申し込みが必要とのことで、たまたま前を通りかかった僕は境内には入れませんでした
しかし門前にあった輪形(わがた)地蔵堂は見ることができました
輪形(わがた)とは牛馬車の通行を楽にするため車の下に敷かれた石を指し、その石から堀り起こされたのが輪形地蔵です
このお地蔵さんには「交通安全」の御利益があるとされています
残念ながらお堂のすき間からお地蔵さんの姿をのぞくことはできましたが、撮影することは叶いませんでした
お堂の中には竹田街道にあった西国三十三箇所の観音像も共に安置されています
駅の近くにあるので旅行に行く前には旅の安全を祈願してはいかがでしょうか?
近くにはやはりお堂の中に入った3体のお地蔵さんを見つけることができました
京都の路傍のお地蔵さんに関してはこのようにお堂に入っているのが一般的で関東エリアのお地蔵さんのようにそのまま姿を晒していることはほとんどないみたいです