太宗寺とは
太宗寺は慶長元年(1596年)ごろに僧・太宗が開いた草庵、「太宗庵」が前身の浄土宗の寺院である。
寛文8年(1668年)に徳川家重臣・内藤正勝の寄進を受け太宗寺と改称。
塩かけ地蔵
境内には銅造地蔵菩薩坐像(江戸六地蔵の三番目)や塩かけ地蔵がある。
塩かけ地蔵は塩を持って帰って願をかけて、願いが叶ったら倍の量の塩をお返しするのだとか。
いつも塩に埋まっている珍しいお地蔵さんですが、年に一回塩を拭いてその姿が見えるようにするらしいです。
他にも塩地蔵など塩にまつわる名前のお地蔵さんは、都内に10か所近く確認されています。
江戸六地蔵
江戸六地蔵は今回が初でしたが、今までの地蔵菩薩とは大きさが全然違いました。
*背景のマンションと比べるとその大きさが分かってもらえると思います
夏目漱石も幼少期にはこの地蔵に登って遊んだことがあるらしく、その当時の様子が小説「道草」の中に書かれています。
その他境内には総高は550cmと都内最大の大きさの閻魔像があるなど見どころも多いお寺なので、近くまで来たら足を運んでみてはいかがでしょうか?
こちらが閻魔像が安置されている閻魔堂。
毎年7月15、16の二日間は扉が開かれ、閻魔様の姿を見ることができます。
閻魔様とお地蔵さんが非常に所縁が深いですので、機会があれば見に行きたいですね。
太宗寺の御朱印
御朱印も頂いてきました。
太宗寺へのアクセス
新宿区新宿2-9-2
新宿御苑前駅より徒歩3分