お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

大林寺のお地蔵さん、子育て地蔵(専西寺)

子育て地蔵

 

文京区向丘はお寺の多いエリア(寺町)となっています。
浄心寺正行寺など何週かに渡ってこのエリアのお地蔵さんを紹介してきました。
この記事でも大林寺、専西寺のお地蔵さんをお寺の基本情報と共にお届けしていきます。

 

【目次】

 

大林寺の基本情報

寺号標

 

大林寺は曹洞宗のお寺で、山号は福壽山。
元秀和尚(延宝2年1674年8月11日遷化)が開基となり元和年間(1615-1624)下谷に創建。
喜山春悦和尚(寛文12年1672年正月23日遷化)を二代住職に迎えて開山。
正徳2年(1712)に現在の地に移転されました。

 

山門

山門 大林寺

 

大林寺のお地蔵さん

お地蔵さんの石碑

大林寺のお地蔵さん

 

dairin-ji.jp

 

大林寺へのアクセス

文京区向丘2-27-11

都営三田線白山駅A2出口より徒歩7分
東京メトロ南北線本駒込駅1番出口より徒歩5分
東京メトロ南北線東大前駅2番出口より徒歩8分

 

専西寺の基本情報

山門

 

専西寺は真宗大谷派のお寺山号は一向山、院号は富明院。
本尊は阿弥陀如来立像。
青木勘次郎が開基となり、寛永3年(1626)湯島に開山。
天和大火(1683)後に一旦廃寺となりましたが、元禄5年(1692)駒込に再興。
享保3年(1718)に現在の地に移転されました。

 

sensaiji.net

 

専西寺のお地蔵さん

専西寺のお地蔵さん

 

専西寺へのアクセス

東京都文京区向丘2-28-9

東京メトロ南北線本駒込」駅より徒歩5分
東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩10分
都営三田線白山駅」より徒歩10分
東京メトロ千代田線「千駄木駅」より徒歩15分

 

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浄心寺のお地蔵さん

布袋尊

 

文京区の本郷通りを歩いていたら、すごく大きな布袋尊像を見つけました。
布袋尊のあるお寺は浄心寺
境内にはお地蔵さんと出会うこともできました。

 

【目次】

 

浄心寺の基本情報

本堂

 

浄心寺は浄土宗のお寺で、山号は湯嶋山、院号は常光院。
元和2年(1612年)還蓮社到誉文喬和尚を開山上人とし、湯島妻恋坂付近に創建。
江戸の大火によって焼失したことを機に現在の地に移転されました。
本尊は阿弥陀三尊像。
江戸三十三観音霊場10番にもなっています。

 

寺号標

寺号標

 

本堂

浄心寺の本堂

 

中には阿弥陀三尊像のほか、高さ1.5m、重さ500㎏の日本一の巨大木魚が安置されています。

 

布袋尊

大布袋尊

 

浄心寺のお地蔵さん

春日局のお地蔵さん

春日局のお地蔵さん

お地蔵さん

 

「春日のお局さんの御愛祈のお地蔵さん」と記してありましたが、詳細は分かりませんでした。

 

その他浄心寺で見つけたお地蔵さん

浄心寺で見つけたお地蔵さん

地蔵菩薩像

 

その他見ることはできませんでしたが、水子供養をはじめさまざまな祈りが込められた子育て千体地蔵尊が安置されています。

 

www.joshinji.or.jp

浄心寺へのアクセス

文京区向丘2-17-3
東京メトロ南北線 東大前駅より徒歩7分

 

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とうがらし地蔵(正行寺)

とうがらし地蔵

 

文京区向丘の正行寺には、とうがらし地蔵というお地蔵さんがいます。

 

そういえば同じ文京区の福聚院にも同じ名前のお地蔵さんがいました。

 

jizo-bosatsu.hatenablog.com

 

正行寺のとうがらし地蔵には、どのような由来があるのでしょうか?
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。

 

【目次】

 

正行寺の基本情報

正行寺の看板

 

正行寺は浄土宗のお寺で、山号は親縁山、院号は龍池院。
1604年(慶長9年)、念誉達道によって湯島に開山。
現在の地に移転されたのは、元和3年(1617)となります。

 

山門

山門

 

本堂

本堂

 

とうがらし地蔵

とうがらし地蔵

 

この寺の境内にまつられている地蔵尊は「とうがらし地蔵」と呼ばれ、咳の病に霊験あらたかなことで知られています。
「江戸砂子」に「当寺境内に浅草寺久米平内のごとき石像あり。・・・仁王座禅の相をあらはすと云へり。」とある。
寺に伝わる元文三年(1738)の文書によれば、僧の「覚宝院」が、元禄十五年(1702)人々の諸願成就を願い、また咳の病を癒すため自ら座禅姿の石像を刻み、ここに安置したという。
以来人々は「覚宝院」がとうがらし酒を好んだことから、とうがらしを供え諸願成就を願ってきた。
尊像は、昭和二十年(1945)五月の空襲にあい、その後再建されたものである。
なお「とうがらし地蔵」とともに名の知れた「とうがらし閻魔」は消失したままとなっている。
江戸時代、「旧岩槻街道」道すじにあたるこの辺りは、植木屋が多かったところから「小苗木縄手(おなえぎなわて)」それがかわって「うなぎ縄手」と呼ばれていた。

引用: 東京都文京区教育委員会

 

何と!とうがらし地蔵だけでなく、かつてはとうがらし閻魔も現存していたのですね。
お地蔵さんと閻魔大王の所縁の深さを物語るような話ですね。

 

jizo-bosatsu.hatenablog.com

 

地蔵堂

お供え物

 

鷹の爪がお供えされていました。

 

正行寺へのアクセス

東京都文京区向丘1-13-6
東京メトロ南北線 東大前駅より徒歩7分

 

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