お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

2017-01-01から1年間の記事一覧

勝軍地蔵とは?甲冑を身につけたお地蔵さん

勝軍地蔵とは 愛宕権現(あたごごんげん)の本地仏とされ、武将たちの守護仏として祀られたお地蔵さんのことです。 お地蔵さんのことを調べていくうちに一風変わった地蔵があることに気づかされます。一般的には赤いよだれかけや頭巾をかぶって、お寺や道端…

道引長太郎地蔵尊、天晴地蔵

道引長太郎地蔵尊 浅草寺のすぐ近く、言問通り5656会館近くにあるお地蔵さんです。江戸末期に浅草寺に仕えた長太郎という人がいて生涯を浅草寺と街の為に尽くしました。このことを聞いた浅草寺の住職は、長太郎の寺に対しての忠誠を記念すべく、一体の地…

江戸六地蔵(代仏)八万四千体地蔵(浄名院)

江戸六地蔵(代仏) 台東区にある浄名院にある江戸六地蔵は代仏です。 本来の江戸六地蔵の六番目は江東区にある永代寺にあるものであるが、明治元年の廃仏毀釈で寺と共に取り壊されてしまいました。その代りの地蔵として明治39年日露戦争の戦没者を弔うため…

あの有名なお寺にお地蔵さんはいるのか?(浅草寺編)

年が明けて初めての週末、浅草寺は初詣と観光客ですごい人ごみでした。 浅草寺にお地蔵さんはいるのでしょうか?結論から言えば、浅草寺では実に沢山の種類のお地蔵さんと出会うことができました。 今回は東浅草にある六地蔵が目当てでこちらはついでに訪問…

江戸六地蔵 銅像地蔵菩薩坐像(真性寺)

江戸六地蔵を見に巣鴨まで行ってきました。 地蔵マニアの僕としてはとげぬき地蔵を目的に巣鴨を訪れた訳ですが、世間的には知名度も人気も近くにある高岩寺のとげぬき地蔵が圧倒しています。 jizo-bosatsu.hatenablog.com とげぬき地蔵のある巣鴨地蔵通商店…

子育て地蔵、すこやか地蔵尊(春慶院)

春慶院は浄土宗の寺院で江戸六地蔵のある東禅寺のすぐ近くにあります。浅草駅周辺は観光客で大変な賑わいでしたが、春慶院のある東浅草は閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。 春慶院の基本情報 その歴史は寛永11年(1634年)に円蓮社団誉評林和尚が…

日々是地蔵巡り

最近では外出するたびに「近くに寺がないか?地蔵はあるのか?」を確認するようになってしまいましたお寺なんかはスマホの地図アプリなんかを使えば直ぐに分かるのですが、路傍のお地蔵さんはなかなか地図には反映されません以前日記にも書いた通りポケモンG…

地蔵菩薩像(真龍寺)

下北沢は好きな街なので良く行きますしかしお地蔵さんを見かけることはほとんどありません。「あれっ?お地蔵さん?」と思って近づいてみても庚申塔であったり・・ jizo-bosatsu.hatenablog.com しかし下北沢にも数少ないですが、寺院は存在します。こちらは…

六地蔵、地蔵菩薩像(善養寺)

こちらもとげぬき地蔵探索のついでに発見したお寺です。 善養寺とは 善養寺は慈覚大師が上野山内に創立したと伝えられる天台宗の寺院です。 江戸時代の寛文年間に下谷坂本(後の下谷区善養寺町、元台東区上野公園)に移転した後、境内地が鉄道用地の拡張にか…

六地蔵、地蔵菩薩像(盛雲寺)

巣鴨にあるとげぬき地蔵に行ったついでに近くにあるお地蔵さんを探して見つけたお地蔵さんです。 盛雲寺のお地蔵さん 六地蔵 地蔵菩薩像 盛雲寺とは 盛雲寺は、元和5年(1620)浅草下谷北稲荷町にでき、西蓮寺を合併して、現在の地に移転しました。本堂の裏…

地蔵菩薩像(正受院)

太宗寺の江戸六地蔵が目的で歩いていたら途中で見つけたお寺です。 正受院とは 文禄3年(1594)創建の浄土宗の寺院。毎年2月8日に行われる針仕事に用いた針への労いと、同時に裁縫の腕の上達を祈願する儀式である針供養大法要で有名である。この寺院に足を運ぶ…

江戸六地蔵 銅造地蔵菩薩坐像、塩かけ地蔵(太宗寺)

太宗寺とは 太宗寺は慶長元年(1596年)ごろに僧・太宗が開いた草庵、「太宗庵」が前身の浄土宗の寺院である。寛文8年(1668年)に徳川家重臣・内藤正勝の寄進を受け太宗寺と改称。 塩かけ地蔵 境内には銅造地蔵菩薩坐像(江戸六地蔵の三番目)や塩かけ地蔵…

お地蔵さんと閻魔様は同じだった!?

新年明けましておめでとうございます。本年もお地蔵さんブログをよろしくお願いします。 今年の抱負としましては「江戸六地蔵」「京都六地蔵」を全て巡ることを掲げたいと思います。もちろんこのブログの知名度&アクセスも上げていきたい所存であります(笑…