お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

駒澤大学の石んこ地蔵

駒澤大学駒沢キャンパス

 

石神彫刻工房さんが作っている「石んこ地蔵」は様々なところで目にすることができます(鎌倉にある長谷寺のお地蔵さんが有名ですよね)


今回は駒澤大学駒沢キャンパスの構内にある「石んこ地蔵」に会ってきました。

 

石んこ地蔵微笑み

石んこ地蔵微笑み

 

石んこ地蔵微笑みは、禅研究館前ソメイヨシノの根元に立っていました。
全長は45㎝とのこと。

 

駒澤大学の石んこ地蔵 微笑み

 

石んこ地蔵3人日だまり

石んこ地蔵3人日だまり

 

石んこ地蔵3人日だまりは記念講堂脇(8号館側)ジャノヒゲの植え込みの中に立っていました。
こちらも全長は45㎝。

 

どちらのお地蔵さんも、大本山永平寺大本山總持寺から寄贈されたとのこと。

 

駒澤大学駒沢キャンパスへのアクセス

東京都世田谷区駒沢1-23-1

 

 

この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。

↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 写真ブログ 庭園・史跡・神社仏閣写真へ
にほんブログ村

地蔵菩薩坐像(福智院)

奈良県奈良市にある福智院の本尊、地蔵菩薩坐像は光背の小さな化仏がある大変珍しいお地蔵さんです。
管理人未訪のお寺ですが、紹介していきたいと思います。

 

【目次】

 

福智院の基本情報

福智院は真言律宗のお寺で、山号は清冷山。
天平8年(736年)に玄昉によって創建。
建長6年(1254年)に興福寺大乗院の実信により再興。
本尊は地蔵菩薩
大和北部八十八ヶ所霊場第7番、大和地蔵十福霊場第4番でもあります。

 

福智院のお地蔵さん

本尊の地蔵菩薩坐像

管理人未訪のお寺なので、画像を掲載することができないのですが(ググると色々出てきます)光背や台座を含めると6.6mもある大きなお地蔵さんで地蔵大仏と呼ばれることもあるそうです。


当ブログの記事「日本一のお地蔵さん」に加えても良い大きさですね。

 

建仁3年(1203年)に発願され、建長6年(1254年)に開眼供養が行われたとのこと。
また坐像ながら右足を少し前に出しており、人々をすぐ救済できるように立ち上がる準備をしておられます。
光背には、化仏を含む実の多くの仏様をまとっておられます。

    
左右に3体ずつの六地蔵
焔魔(えんま)王と太山(たいざん)王の姿も確認できます。

 

化仏の数は実に560体!

 

この560という数には意味があって、560に六地蔵と自身を足すと567。
そう「釈迦如来」が入滅(仏教で死を意味する)した後、未来仏である「弥勒菩薩」が現れるまでの56憶7千万年。
その数なのです。

 

jizo-bosatsu.hatenablog.com

 

光背は二重円の透かし彫りとなっており、光が当たることによって回折が起こり、背後の壁に虹が映ることもあるそうです。
大変見どころがあり、ぜひ実物を見ておきたいお地蔵さんのうちのひとつです。

なおこの木造地蔵菩薩坐像は、本堂と共に重要文化財に指定されています。

 

勝軍地蔵尊

福智院には勝軍地蔵尊も安置されています。
勝軍地蔵尊とは、馬に跨り甲冑を身に着けた一般的なお地蔵さんのイメージとはかけ離れた力強い姿をしています。
筆者も最初にその姿を見たときには衝撃が走りました。

 

こちらも画像を掲載できないので、画像検索してその姿を確認してみてください。

 

その他にも手水舎の近くなど境内の様々なところにお地蔵さんの姿を見ることができるみたいです。

 

福智院へのアクセス

奈良県奈良市福智院町46

 

 

 

この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。

↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 写真ブログ 庭園・史跡・神社仏閣写真へ
にほんブログ村

根津美術館 庭園のお地蔵さん

根津美術館

 

根津美術館には17,000㎡におよぶ広い庭園があり、入場者は自由に探索することができます。
田舎家風の建物や茶席、様々な石造物が配されている庭園内で、お地蔵さんと出会うことができました。

 

考えてみれば美術館内のお地蔵さんを紹介するのは初めてかもしれません。
美術館の基本情報とともに紹介していきましょう。

 

【目次】

 

根津美術館とは

根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館です。

引用:根津美術館について

 

エントランス

エントランス

 

建築家隈研吾氏の設計による和風で落ち着きのあるエントランス

 

日本庭園

起伏に富んだ土地を気に入った初代根津嘉一郎が造った深山幽谷の趣のある庭園です。

 

根津美術館の庭園

根津美術館の庭園

根津美術館の庭園

根津美術館の庭園

根津美術館の庭園

 

吹上の井筒

吹上の井筒

 

池の中の石の井筒からは今でも地下水が噴き出しているとのこと。

 

日本庭園で出会ったお地蔵さん

石造地蔵菩薩像龕

石造地蔵菩薩像龕

 

室町時代(1572)に造立。
自然石に3体の地蔵尊が彫り出されています。

 

根津美術館の庭園で出会ったお地蔵さん

お地蔵さん

お地蔵さん

お地蔵さん

 

www.nezu-muse.or.jp

 

根津美術館へのアクセス

東京都港区南青山6-5-1
東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅より約10分

 

 

この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。

↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 写真ブログ 庭園・史跡・神社仏閣写真へ
にほんブログ村