年が明けて初めての週末、浅草寺は初詣と観光客ですごい人ごみでした。
浅草寺にお地蔵さんはいるのでしょうか?
結論から言えば、浅草寺では実に沢山の種類のお地蔵さんと出会うことができました。
今回は東浅草にある六地蔵が目当てでこちらはついでに訪問しただけだったのですが、いやーこんな人だったら後日にすれば良かった。
さすがに著名な観光地はすごいですね、巣鴨のとげぬき地蔵がある高岩寺もかなりの人口密度でしたが・・
銭塚地蔵尊
浅草寺の公式サイトや無料でもらえるパンフレットなどにも地蔵で載っているのは、銭塚地蔵だけですから訪れる人が多いのも納得。かなりの行列ができてました。
その由来は享保年間に摂津国有馬郡の山口某の妻が庭で寛永通宝の詰まった壺を発見
しかしこの財宝に頼っていては働かなくなってしまい、ダメな人間になると思い再び土の中に埋め戻しました。
その後一家は繁栄し、その壺の上に地蔵をまつったのが起源とされる。
商売繁昌にご利益があるとされ、今でも石塔の下には寛永通宝が埋まっているらしいです。
近くで塩と線香、ローソクを購入(100円)しお祈りする人が多いです。
カンカン地蔵尊
続いてその近くにあった「カンカン地蔵尊」
ほとんどその原型をとどめていないその地蔵は(背後にいるお地蔵さんはカンカン地蔵とは違います)そばに置いてある小石で叩いてお祈りすると書いてあります。
石で叩くとカンカンと音がすることからそう呼ばれているらしいです。
みんな銭塚地蔵尊にお祈りをするついでにお祈りしていました。
北千住の安養院というお寺にも、かんかん地蔵という名前のお地蔵さんがいます。
浅草寺で見つけたその他のお地蔵さん
めぐみ地蔵尊
出世地蔵尊
子育て地蔵尊
商徳地蔵
平和地蔵尊
それぞれお恵み、出世、子育て、商売繁盛、平和などにご利益があるのでしょう。
左右に阿弥陀如来に挟まれているお地蔵さんもいました。
膝を立てている格好は珍しいですね。
しかし阿弥陀如来も赤いよだれかけをされてしまうと、一瞬「あれっ?お地蔵さん?」と思ってしまします。
戦災供養地蔵尊
そして「戦災供養地蔵」は浅草芸妓組合の皆さんが浅草花柳界の被災者慰霊のため建立したとされています。
浅草寺自体には20体を超える地蔵がいらっしゃるらしいそうなので、全然網羅できていませんね。再訪の必要がありそうです。
後日再訪。
夜の浅草寺はフォトジェニックでした。
浅草寺へのアクセス
東京都台東区浅草2-3-1
東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線:浅草駅より徒歩5分
つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分
都営地下鉄浅草線:浅草駅A4出口より徒歩5分
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