お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

江戸六地蔵 銅造地蔵菩薩坐像(東禅寺)

新宿、巣鴨鶯谷、青物横丁に続いて5体目の江戸六地蔵を巡ってきました
あと1体でコンプリートですので、巡り終えたら次は京都六地蔵を巡りたいと思っています。

東禅寺とは

東禅寺曹洞宗の寺院で寛永元年(1624)に創建、品川寺に続いて二番目に古い建立となります。

寺号標

浅草東禅寺の山門

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住所は東浅草とありますが、浅草駅よりアクセスするとかなり遠いですね三ノ輪駅からの方が近いかもしれません。
お寺にたどり着くまでに30分近くは歩いた気がします(日頃の運動不足解消にはちょうど良かったのですが・・)

江戸六地蔵

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もしスムーズにアクセスしたい人がいたら、東武浅草駅から都バスに乗り、東浅草バス停留所で降りると良いでしょう。

 

御朱印

 浅草東禅寺の御朱印"

東禅寺へのアクセス

台東区東浅草2-12-13

地下鉄浅草駅から徒歩約20分
東浅草バス停留所より徒歩2分

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江戸六地蔵 銅造地蔵菩薩坐像(品川寺)

江戸六地蔵、4体目は青物横丁駅からすぐ近くの品川寺(ほうせんじ)にあります。

 

品川寺とは

品川寺は品川でもっとも古い寺で、弘法大師空海を開山とし大同年間(806-810年)に創建された真言宗醍醐派の寺院です。

山門

品川寺の山門

品川寺、江戸六地蔵、しながわ百景

本堂

品川寺本堂

伽藍

品川寺伽藍

 

伽藍の中には6本手の仏像が(阿修羅天でしょうか?)

 

品川寺阿修羅天

鐘楼

品川寺鐘楼

江戸六地蔵

品川寺の江戸六地蔵

 

宝永5年(1708年)建立された一番古い江戸六地蔵で唯一笠をかぶっていないのが特徴的。
像高は現存する江戸六地蔵の中で一番高く、275cm。

 

品川寺の江戸六地蔵の石柱

 

青物横丁の品川寺の大銀杏

 

品川区認定天然記念物に指定されている大銀杏、樹齢は何と600年!!

 

品川寺の七福神

品川寺の七福神巡り

このお寺内で七福神めぐりもできるみたいです。

 

7月には江戸六地蔵精霊送り回向(お盆の最中に来ていたご先祖さまの霊を、お盆の最終日にお見送りするという行事)が行われるほか、毎年9月の最終日曜日には「宿場祭り」が行われ、山武士の火渡りが行われるとのこと。
迫力がありそうなので一度見てみたいものです。

品川寺御朱印

青物横丁の品川寺の御朱印

 

品川寺へのアクセス

品川区南品川3-5-17

京浜急行青物横丁駅より徒歩5分

 

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水子地蔵について

水子供養とは中絶・流産などでこの世に生を受けることのできなかった子供の供養のことである
水子とは産まれてから1年以内に亡くなってしまった子供や死産した胎児のことを指します
古来水子の墓は造られず、三途の川に辿り着くことはなかったとされる
かつては凶作による飢餓を防ぐために人口を減らすいわゆる間引きとして発生した水子も近代では妊娠中絶によって増えるといった変容が見られるようなる
そして水子地蔵を造立する寺も増加していくこととなる

何故水子供養に地蔵が!?という疑問は地蔵を語る上で欠かせない「賽の河原の物語」を読んでも分かる通り、お地蔵さんは子供の守り神とされていたことから水子の観念と結びついたものと想像されます
この辺りのことは過去の記事「なぜお地蔵さんは赤いよだれかけをしているのでしょうか?」でも少し触れています

jizo-bosatsu.hatenablog.com


水子地蔵は左手に赤子を抱えて立っている像が多く、足元に数人の赤子が寄り添っていることもある

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水子地蔵で有名なのは埼玉県にある紫雲山地蔵寺
道の両側に地蔵が山頂まで埋め尽くされている様子は圧巻で、ぜひ一度訪れてみたいと思っています