お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

銅造地蔵菩薩坐像(江戸六地蔵)霊厳寺(れいがんじ)

これで6体目、遂にコンプリート!
江戸六地蔵の5番目(享保2年(1717年)4月に建立)清澄白河にある霊厳寺に行ってきました。

 寺号標

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山門

山門


駅からもアクセスしやすく清澄通りから「深川江戸資料館」に向かう途中に江戸六地蔵にある霊厳寺はあります。
といっても元々は日本橋の近くにあったらしいこのお寺は明暦の大火による消失と、その後の都市改造計画によってこの地に移転したものです。


浄土宗のお寺で、本尊は阿弥陀如来。お地蔵さんの他には寛政の改革を行った松平定信の墓などがあります(普段は鉄柵で閉じられているようです)

本堂

本堂

霊厳寺のお地蔵さん

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江戸六地蔵

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江戸六地蔵

 

そして中に入ると存在感のある江戸六地蔵が鎮座しています。
やはり作者が同じということもあって、他の六地蔵と良く似ています。

 

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六地蔵

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奥には六地蔵も姿も確認できました。

霊厳寺の御朱印

霊厳寺の御朱印


次なる目標は京六地蔵のコンプリート。
こちらもできれば年内の達成を目指したいと思います。

霊厳寺へのアクセス

江東区白河1-3-32

最寄り駅:東京メトロ 半蔵門線都営大江戸線 清澄白河駅

 

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地蔵菩薩像(正覚院)

正覚院の基本情報

こちらも清澄白河の霊厳寺の近くにあるお寺(正覚院)。
それもそのはず霊厳寺を開山した霊厳上人によって創建された寺院とのことです。
明暦の大火後、霊巌寺と共に現在の地へ移転されました。
関東大震災後の区画整理で開善院、光明院を合併。

 

境内は鉄筋コンクリート造りの近代的な客殿と木造建築の仏教様式の本堂とに分かれ、それぞれ違った趣があります。

 

正覚院のお地蔵さん

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お地蔵さんは客殿の隅にぽつんと立っていました。

 

それにしても清澄白河はこの度、初めて降り立った地ですが美術館やギャラリーが多く点在するアートの街として注目を集めているみたいですね。


街にはガイドブックや地図を片手に探索する人も多く見かけました。
この正覚院がある寺社街とこじんまりとしたギャラリー、そしてブルーボトル コーヒーに代表されるオシャレなカフェが混在するおもしろい街という印象を受けました。

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きっとアートやカフェ目当てじゃなく、地蔵目当ての僕はかなりの少数派であることを自覚しつつ街歩きしました(笑)

正覚院へのアクセス

江東区三好1-7-7

最寄り駅:東京メトロ 半蔵門線都営大江戸線 清澄白河駅

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子育て地蔵尊(清澄白河)

清澄白河の霊厳寺江戸六地蔵を見に行った時に発見した子育て地蔵尊です。
こちらは白笹稲荷神社の隣で見つけたものです。

 

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そもそも清澄白河周辺には寺院が多く、お寺がある度にお地蔵さんがいないかのぞいて回っていたのですが、まさか神社の隣にお地蔵さんがいるとは!?


地蔵菩薩は仏教の概念である為、通常は寺院の中に祀られているのが大半。対して神社は神道の建物なので中にお地蔵さんがいることはあまりありません。


扉が閉まっていたのですき間から撮影しました。

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既に100年以上歴史があるというこの子育て地蔵尊
清澄白河東大工町と呼ばれていた明治の頃、生田岩次郎氏が大日本紡績事務所近くに埋まっているものを月明りで見つけました。
その物体が夜も寝れないほどに気になった岩次郎は夜明けを待って、再び現場に行って引き上げたのがこの子育て地蔵尊なのです。

 

当初は生田地蔵尊と呼ばれていたのですが、板橋や巣鴨方面からも多くの人がお参りにくるようになり、一時は帽子やよだれかけが山積みになるほどだったとか。
いつしか誰ともなくこのお地蔵さんのことを子育て地蔵尊と呼ぶようになりました。
この由来は生田石三郎氏が子供の時、亡父岩次郎から聞いた話をもとにしています。

 

【アクセス】
江東区白河3-2-10
最寄り駅:東京メトロ 半蔵門線都営大江戸線 清澄白河駅

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