川越の薬師神社といえば、時の鐘の奥に進んだところにある神社を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし今回紹介するのは、そちらではなく伊佐沼の近くにある薬師神社です。
【目次】
薬師神社
葭葺、向拝付、建坪10坪。
薬師神社は古くから伊佐沼の西岸に祀られていた。
社殿は元和九年(1623)川越城主酒井備後守忠利の奉納により建立された。
元禄五年(1692)川越城主松平伊豆守信輝がこれを補修し、さらに昭和三十四年、坂本才一郎氏によって建立当初の造営に復元された。
地方の大工である根岸八五郎の手になる素朴な工法がそのまま保存されたもので、郷土的特色のある貴重な建造物である。
棟札には次のように書かれている。
元和癸亥正月八日
武州入間郡伊佐沼氏子中
奉建立薬師殿一宇 大工 根岸八五郎
大壇那願主 鎮守別当
酒井備後守様 願主 医王寺良海
こちらは境内の看板より文章を引用しました。
本殿
薬師神社で見つけたお地蔵さん
神仏習合の名残でしょうか?
神社の境内には、お地蔵さんがいらっしゃいました。
薬師神社へのアクセス
埼玉県川越市伊佐沼577
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