
京都の嵐山に近い場所にひっそりと佇む鈴虫寺
その名の通り、一年を通して鈴虫の美しい音色が響くことで知られています。
しかし、このお寺の魅力は鈴虫の音色だけではありません。
訪れる多くの人が心惹かれるのは、山門脇に立つ、わらじを履いた珍しいお地蔵さんなのです。
一つだけ願いを叶えに - 幸福地蔵菩薩
鈴虫寺の石段を上り、山門のすぐそばに立っておられるお地蔵さんの正式なお名前は「幸福地蔵菩薩(こうふくじぞうぼさつ)」とおっしゃいます。
右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちの穏やかなお姿です。しかし、何と言っても目を引くのは、その足元にしっかりと履かれたわらじでしょう。
わらじを履いているお地蔵は唯一で、その理由はお地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからとのことです。
鈴虫の音色と温かいもてなし

鈴虫寺という通称は、一年を通して鈴虫が飼育され、その美しい音色を聴くことができることに由来します。
戦後の人々の心を穏やかにしたいという願いから、温度管理などの工夫を重ね、一年中鈴虫が鳴くようにしたそうです。
鈴虫寺 基本情報

- 電話番号: 075-381-3830
- 拝観時間: 午前9時~午後5時(入門は午後4時30分まで)
- 拝観料: 大人 500円 / 子供 300円(4才~中学生) ※茶菓子付き
周辺の散策も楽しんで
鈴虫寺の周辺には、美しい苔庭で有名な西芳寺(苔寺)、十三まいりで知られる法輪寺、紅葉の名所である大原野神社など、見どころの多い寺社があります。
おわりに
わらじを履き、願いを叶えに歩いてきてくださる幸福地蔵菩薩がいらっしゃる鈴虫寺。鈴虫の優しい音色に耳を傾けながら、心静かに願いを託してみてはいかがでしょうか。
記事に使用している画像は、PhotoACからのものです
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