今回の記事では小金井市にある寛政六年地蔵を紹介します。
その名の通り寛政六年(1794年)に建てられたお地蔵さんとなります。
その名の通り寛政六年(1794年)に建てられたお地蔵さんとなります。
寛政六年地蔵とは
この地蔵は、右手に錫杖、左手に宝珠を持った石造の立像で、寛政六年(一七九四)に小金井村下山谷(現緑町)の念仏講中四十六名、願主の清水右衛門、鴨下佐吾兵衛によって建てられました。
念仏講は、極楽往生を願って南無阿弥陀仏を唱えながら百萬遍の数珠繰りなどをする信仰で、下山谷地域では享保年間(一七一六〜一七三六)から盛んになり、平成元年(一九八九)まで行われていました。
台座に「右 ふちう 大山みち」と道標が刻まれており、地蔵の前の道が田無方面から府中、さらに相模の大山石尊大権現(阿夫利神社)に通じ、大山道と呼ばれていたことがわかります。
*上記の内容はお地蔵さんの近くに建てられていた小金井市教育委員会の掲示板から引用しました
前の通りは「地蔵通り」と呼ばれています。
寛政六年地蔵へのアクセス
東京都小金井市緑町1-3-31