千葉県柏市にある大洞院では、いぬねこ地蔵というお地蔵さんと出会うことができました。
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。
【目次】
大洞院の基本情報
大洞院は曹洞宗のお寺で、山号は花井山。
創建年代は不明。
発掘された遺跡や土器などから、古くからこの地が祭祀を司った場所であり、僧侶が住着いて寺院になっていったものと考えられています。
当初は天台宗だった大洞院が曹洞宗となったのは、慶長元年(1596年)とされています。
戒壇石(左)十九夜塔(右)
山門の右側にあり戒壇石には「不許葷酒入山門」と彫られています。
十九夜塔は如意輪観音を浮き彫りした石塔で、「奉供養十九夜塔」と刻まれています。
寺号標(左)地蔵塔(右)
山門の左側にあり、地蔵塔には「南無地蔵願主大菩薩」と彫られています。
本堂
弁天堂
元治元年(1864)に建築。老朽化の為、平成10年(1998)再建。
大銀杏
樹齢450年を超える大洞院のシンボル。
柏市指定保護樹木(指定番号290番)
無邊洞
伊藤博文内閣の大蔵大臣などを歴任し、明治政府の財政基盤を確立した渡邊國武子爵の自邸を示す「無邊洞」碑です。
毘沙門天
大洞院のお地蔵さん
いぬねこぢぞう
平成15年(2003)に版画家の大野隆司氏がデザインして、石像仏師の濱松勇氏が真鶴産本小松石に彫刻した石像です。
光背には「いっしょにくらしていっしょに笑ったネ」「ずっとずっとわすれないよ」と彫られています。
六地蔵
文中の解説文は、大洞院のウェブサイトより一部引用させて頂きました。
大洞院へのアクセス
千葉県柏市花野井1757
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