こちらも吉祥寺でお寺巡りをしたときに見つけたお寺です
サンロードという商店街に面しているので、入り口を見かけたことがある人もいるかもしれません
但しサンロード側の入り口は閉められていることが多いので、境内に入るには回り込む必要があります
山門
前回紹介した光専寺、そして安養寺、蓮乗寺とともに「四軒寺」と呼ばれています
月窓寺(げっそうじ)は曹洞宗のお寺で、雲洞山天暁院と号します。
牛込宝泉寺五世洞巌により、開山、創建されました
本尊は釈迦牟尼佛像
本堂
観音堂
中に入っている乾漆造白衣観音坐像は元禄年間(1688~1704)に京都の大仏師によってつくられたもので、市の文化財に指定されています。
7月24日と8月の第一土曜日(日曜の場合も)に開帳され、その姿を見ることができます
かっては土地の馬頭観音信仰と結び付き、「馬掛けの行事」が盛大に行われていました。
玄奘三蔵法師像
吉祥閣落慶を記念して、名栗の鳥居観音願主、平沼弥太郎氏の御厚意により、同氏作像の元型より鋳造させて頂いたものとのこと
10月の下旬には、薪能が行われ、その時期にはサンロードのBGMもお囃子となるみたいです
サンロードやハモニカ横丁といった辺りの土地の所有者は月窓寺であるので、その意向は絶対的なものであるということも調べるうちにわかりました
ここでは詳細は述べませんが、興味のある方はネットで調べると色々出てきます