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愛宕神社の基本情報
愛宕神社は、延宝年間(1673-1681)に松原地区で度々大火が起こった為、火伏せの神である愛宕神を勧請して創建。
創建当時は愛宕堂という名称でした。
昭和20年原爆投下により焼失、昭和27年町内外の有志によって再建。
現在の場所に遷座されたのは、昭和38年のことです。
正徳元年(1711)には、当地名が愛宕町となりました。
神社の周りには必勝祈願ののぼりが、何本も立てられており、近くまでくれば迷わず到着することができます。
鳥居
社殿
毎年行われている必勝祈願祭には、多くのカープファンが訪れるとのことです。
愛宕神社は何故カープファンが、必勝祈願する神社となったのか?
愛宕神社がカープファンが集う神社となったのは、広島市民球場からMAZDA Zoom-Zoom スタジアムに本拠地が移った2009年以降のことだといいます。
JR広島駅から球場に向かう通称カープロードの近くに神社があるという、地の利の良さも大きな要因となったでしょう。
しかしそれ以外にも、大きな理由があるのです。
それは愛宕神社の神霊が火産霊神(一名迦具土命)で、火の神・火伏の神であることがあげられます。
火伏が火を防ぐ=ストッパーを連想させること
相手打線に火が付かないように願う
などの理由からネットなどで、愛宕神社に必勝祈願してから球場に試合観戦に行くという参拝ルートが確立されたといいます。
神社の絵馬もボール型となっており、たくさんの願い(大半がカープの必勝祈願)が書かれ、祈願絵馬掛所に掲げられていました。
愛宕地蔵尊
愛宕神社は神仏習合の神社ですので、お地蔵さんがいらっしゃいます。
ご利益は子宝・安産・子育・子守。
毎年8月には愛宕地蔵尊夏季大祭が行われるようです。
こちらの記事に詳細が書かれております。
記事を読んでみると、屋台やビアガーデンなども開かれ、さながら地蔵盆のような感じとなっています。