地福寺は天台宗のお寺で瑞應山地蔵院と号します。
尊恵上人が開基となり永延年間(987-988)に開基しました
本尊は阿弥陀如来像
関東百八地蔵第七番札所となっています
山号 | 瑞應山 |
院号 | 地蔵院 |
寺号 | 地福寺 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建 | 不詳 |
開基 | 尊恵上人 |
地蔵 | 枕返延命地蔵尊・延命地蔵尊・六地蔵 |
その他 | 関東108地蔵7番 |
こちらには枕返延命地蔵尊という変わった名前のお地蔵さんがいます
このような名前が付いたのは次のような話があるからです
このお寺を開基した尊恵上人が都幾川村の慈光寺に向かう途中、白子宿で急病に倒れ意識不明の状態が3日続きました
しかしその時に白衣の童子を連れた地蔵菩薩が現れて「尊恵上人は明朝生き返る」とお告げがありました
すると不思議なことにそれまで北枕で寝ていた上人が、頭を西に向けて蘇生しました。
この地蔵尊を「枕返しの地蔵」といって、今でも地福寺に置かれています。
御朱印にも枕返延命地蔵尊と書かれています
住職の方に境内の中のどちらにそのお地蔵さんがあるのか訊ねてみました
すると本堂の中にあるとのことで、親切にも中に上げて頂きました
この仏像の中に入っている小さなお地蔵さんが枕返延命地蔵尊
姿を見ることができないといった点で秘仏といって良いでしょう