経王寺のある牛込柳町駅周辺にはお寺がたくさんあります。
その中でお地蔵さんの姿が確認できたお寺を紹介していきたいと思います。
【目次】
常楽寺
常楽寺は顕本法華宗のお寺で、マンションの1階に本堂があるという珍しいつくりになっています。
本堂
鐘楼
山門と鐘楼が一体型となっているなど、色々と驚かされます。
楽地蔵
楽地蔵というお地蔵さんを見つけました。
常楽寺へのアクセス
新宿区原町2-30
永福寺
永福寺は曹洞宗のお寺で大久保山と号します。
僧尊悦が開基となり慶安元年(1648)創建しました。
山門
銅造地蔵菩薩半跏像
嘉永6年(1853)4月に造られた銅造の地蔵菩薩半跏像で、作者は藤原國信である。
若々しく精悍な表情や体軀、衣の写実性、手指の繊細な表現からは、手慣れた造形感覚がみとめられる。
台座には、4名の僧、22家の物故者、363名の結縁者の名が刻まれる。総高は179.8cmである。
台座に刻まれた結縁者名には、刑死者の解剖を行ったことで知られる医師・高須松齋や幕府天文方の船山左司馬のほか、医師、町名主、菓子屋などの名がみえる。
地蔵信仰の隆盛を受けて造像された本像の、江戸周縁部に住む人々の信仰の一面をあらわす資料といえる。
作者の藤原國信は、天明元年(1781)から明治4年(1871)までの90年間に62例の鋳造を行っているが、その多くは梵鐘である。
活動期間から、國信は数代にわたって踏襲された名とみられるが、仏像の作例はわずか4例(現存2例)で、大変貴重である。
近世新宿区域の寺院における檀徒の広がりを考察できる資料として、また藤原國信の制作活動をうかがい知れる数少ない仏像の現存作例として重要である。
引用:新宿区教育委員会
大日如来坐像
山門を入るとお地蔵さん(嘉永6年(1853)4月に造立)と大日如来坐像(宝暦6年(1756)建立)を見ることができます。
福禄寿
一般的に永福寺は、新宿山之手七福神の1つである福禄寿(ふくろくじゅ)のあることで知られています
福禄寿とは中国出身の長寿の神様で、南極星の化身で、短身・長頭の姿をしています。
お堂の扉は占められていますが、中をのぞくと仏像の隣に福禄寿のお顔に似た形の石(福禄寿岩)が納まっています。
本堂
永福寺へのアクセス
新宿区新宿7-11-2
専念寺
専念寺は浄土宗のお寺で僧茂天によって開山されました。
山門
本堂
専念寺で出会ったお地蔵さん
六地蔵尊
専念寺へのアクセス
新宿区新宿6-20-6
東京メトロ副都心線 東新宿駅から徒歩約5分
都営大江戸線 若松河田駅から徒歩約6分
この記事が面白いと思ったら、クリックの協力をお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓