東都六地蔵はわずか二体が現存するのみとなっており、その二体目を見に千駄木まで行ってきました。
このお地蔵さんは空無上人が元禄の頃(1688-1704)に建立したものとなります。
路上に立っているように見えますが、元々は本堂が戦災で焼失した専念寺境内に安置されていたものです。
胴体には細かい文字が刻まれていました。
専念寺は浄土宗のお寺で念蓮社専譽上人心阿無的大和尚が開山となり下谷に創建され、現在の地に移転したのは天和年間(1681-1683)です。
東都六地蔵霊場2番になっています。
隣にこんな石仏も
【アクセス】
文京区千駄木1-22-24
こちらは江戸六地蔵(東都歳時記)を探しに行く途中で見つけたお寺です
世尊院は天台宗のお寺で覺了山清浄寺と号します。
綱吉の妾お傳の方(小谷忠榮)を開基として、贈権僧正恢堂恵宏が開山となり、三ノ丸様御殿を拝領して元禄8年(1695)創建されました
大戦で本堂や宝物殿が焼失しましたが、平成に入ってから改築されました
山門
本堂
お地蔵さんも見つけることができました