東京地蔵マップを見ていたら西早稲田にある「田植地蔵」という名前に惹かれました
田植えの時期になると旅僧の姿となって田植えを手伝ったことからそう呼ばれるようになったのだとか
お地蔵さんのある玄国寺は慶長6年(1601)創建というのですからかなり歴史のあるお寺だと言えるでしょう
以前は近くにある諏訪神社の別当寺でしたが現在では独立しています
敷地内には地蔵菩薩像の他に弁天堂や鐘楼がありました
僕はてっきりこのお地蔵さんが田植地蔵だとばかり思ってました
ところが撮影後ネットで色々と調べていると田植地蔵は玄国寺から少し離れた玄国寺墓地の中にあると知りました
急いでお寺に引き返して掃除していた(寅さんで言うところの佐藤蛾次郎的な)人に
「すみません・・あそこにある地蔵さんて田植地蔵じゃないですよね?」と訊ねると
「違うよ、(田植地蔵)見たい?」というのでお願いすると、奥から住職(らしき人)を呼んできてくれました
玄国寺墓地は玄国寺から歩くこと10数メートル
墓地に入る入り口は施錠されていたので、まずはここを開錠してもらい中に入ります
僕は地蔵探しの際には墓地内には立ち入らないというルールを設けているのですが、今回は許可を得たものとして例外扱いします
直進すると田植地蔵の祀られているお堂があり、こちらも扉を開けてもらいます(お手数かけて申し訳ないです・・)
撮影にはやや難色を示されたので一枚だけ
(あまりお顔が良く見えないのが残念)
同じ場所には光心地蔵尊、水子地蔵尊もあるらしいですが、そちらは確認することはできませんでした
【アクセス】
新宿区高田馬場1-12-10