江戸六地蔵を巡り終え、ある種の達成感を感じていた日々もまた数日経つと「次はどこの地蔵を巡ろうか」という思いに駆られてしまいます。
お地蔵さんは無数に存在し、どこから巡っていこうか思案した結果・・
「一風変わったお地蔵さんから巡ってみようか」という考えに至りました。
今までも塩に埋もれて姿の見えない「塩かけ地蔵」やお地蔵さんの原型すらとどめていない「カンカン地蔵」など変わった地蔵を目にしてきました。
探せばまだまだ風変わりな地蔵は存在するはずだ。
この間読んだ文献によれば●●地蔵という地蔵の名が入った地蔵の種類は400種類もあるそうです。
そこで訪れたのが「川越さつまいも地蔵尊」
その由来は焼き芋用のイモとして250年以上の歴史のある川越イモの関係者たちが「サツマイモを食べて健康になろう」という願いを込めて平成7年に9月に建てたとのこと。
イモ地蔵というのは瀬戸内海に多く存在し、そちらはサツマイモが飢饉を救ったことから、そのサツマイモを伝えた先人の偉業を称えて建立したものだとか。
10月13日のサツマイモの日には、妙善寺で「いも供養」と称してサツマイモに感謝し、美味しく頂いたサツマイモの供養をするというお祭りが行われているようです。
サツマイモを抱いた姿がユニークですね。
ただこの妙善寺はさつまいも地蔵よりも小江戸川越七福神めぐりの第一番「毘沙門天」があることで有名みたいです。
妙善寺は寛永3年(1624年)に創建された天台宗のお寺です。
創建時の本尊は薬師如来でしたが今は不動明王となっています。
お寺の入り口付近には六地蔵や地蔵菩薩像を含む石仏が立っていました。
妙善寺へのアクセス
埼玉県川越市菅原町9-6
最寄り駅:東武東上線・JR川越線 川越駅より徒歩6分
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