お地蔵さんブログ

お地蔵さんの写真や解説などを記しています

薬研堀不動院のお地蔵さん

子宝地蔵尊

 

薬研堀不動院でお地蔵さんを見つけました。
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。

 

【目次】

 

薬研堀不動院の基本情報

本堂

 

薬研堀不動院真言宗智山派のお寺で、川崎大師平間寺の東京分院となっています。
天正13年(1585)豊臣秀吉による根来攻めに際して、根来寺の大印僧都不動尊像を背負って東国へ逃れ、当地に創建しました。
本尊は不動明王
目黒目白と並び江戸三大不動として知られています。
また関東三十六不動21番札所、御府内八十八ヶ所霊場23番札所にもなっています。

 

不動尊

 

順天堂発祥之地

順天堂発祥之地

 

江戸薬研堀(現:中央区日本橋2-6-8 薬研堀不動院境内)に蘭方医学塾「和田塾」を創設する。
この年(1838年)が順天堂開学の年となっています。

 

遍路大師御尊像

遍路大師御尊像

 

薬研堀不動院のお地蔵さん

薬研堀不動院のお地蔵さん

 

子宝地蔵尊と書いてあるので、子宝にご利益のあるお地蔵さんだと思われます。

 

薬研堀不動院へのアクセス

東京都中央区日本橋2-6-8
都営浅草線東日本橋駅B3・B4出口から徒歩3分
都営新宿線馬喰横山駅A3・A4出口から徒歩5分

 

 

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塩地蔵(回向院)

塩地蔵

 

まだまだありました都内の塩地蔵
両国の回向院で見つけた塩地蔵を紹介。
色々と見どころのあるお寺でした。

 

【目次】

 

回向院の基本情報

回向院は浄土宗のお寺で、山号は諸宗山、寺号は無縁寺。
振袖火事と呼ばれる明暦の大火(1657年)の焼死者を供養するために、徳川家綱の命によって念仏堂が建てられたのが起源となっています。
以来、水死者や焼死者・刑死者など横死者の無縁仏も埋葬する日本一の無縁寺として尊崇を集め続けてきました。
本尊は阿弥陀如来
江戸三十三箇所観音参りの第4番札所にもなっています。

 

回向院

 

なお南千住にある回向院はかつて両国回向院の別院でしたが、現在は独立しています。

 

山門

山門

 

参道

参道

回向院の参道

 

力塚

力塚

 

昭和十一年に相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立。

 

木造塚

木造塚

 

聖観世音菩薩立像

聖観世音菩薩立像

 

平成14年建立

 

鼠小僧の墓

鼠小僧の墓

鼠小僧の墓

 

長年捕まらなかった運にあやかろうと、墓石を削りお守りに持つ風習が当時より盛んで、現在も合格祈願にご利益があるとされています。

 

水子

水子塚

 

松平定信の命によって寛政五年(1793)に造立されたもので、水子供養の発祥とされています。

 

猫塚

猫塚

猫塚の看板

猫

 

境内に猫もいました。

 

清長碑

清長碑

 

江戸時代の浮世絵師「鳥居 清長」の画業を顕彰する記念碑。
平成25年建立

 

法話カフェ

 

「仏の教え」を気楽に味わえるカフェスタイルの法話会を開催しています。

 

塩地蔵

塩地蔵

塩

 

成就すると塩を供えたことから、「塩地蔵」と呼ばれ親しまれています。
江戸東方四十八ヶ所地蔵尊参りの四十二番目に数えられています。

回向院へのアクセス

東京都墨田区両国2-8-10

JR総武線両国駅西口より徒歩3分
地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分

 

 

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塩舐め地蔵(宝塔寺)

塩舐め地蔵

 

江東区にある宝塔寺では、塩舐め地蔵に出会うことができました。
塩に関するお地蔵さんの数は実に多く、都内の塩地蔵は網羅したと思っていたら、まだいらっしゃいました。

 

jizo-bosatsu.hatenablog.com

 


この塩舐め地蔵はどのようなお地蔵さんなのでしょうか?
お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。

 

【目次】

 

塔寺の基本情報

塔寺真言宗智山派のお寺で、山号は稲荷山、院号は小名院。
慶長15年(1610)法印賢意が創建したとされています。
本尊は大日如来

 

山門

山門

 

本堂

本堂

 

塩舐め地蔵

地蔵堂

 

この塩舐め地蔵は石井某によって小名木川から掘り出され、宝塔寺に納められたと伝えられます。
小名木川は慶長年間に開削されており、おそらく宝塔寺の開創(慶長15年)とともに境内に安置されたものでしょう。
塩地蔵とよばれる地蔵尊はきわめて数少なく、供えられた塩をつけると疣が取れるといわれ疣取り地蔵ともよばれます。
また商売繁盛、航海安全のご利益も授かると伝えられています。

境内掲示板より

 

小名木川沿いにあった塩舐め地蔵が宝塔寺に移されたのは、昭和初期のこと。
江戸時代には小名木川や行徳道を通る商人たちが、この地蔵の前で休憩し、商売繁盛を願って荷物の塩を少しずつ地蔵に供えたのが塩なめ地蔵の起源であると伝えられています。

 

塩舐め地蔵

 

たくさんの塩がお供えされていました。

 

再建碑

 

地蔵堂は再建されたものらしいです。

 

塔寺の他のお地蔵さんなど

六地蔵

六地蔵尊

 

地蔵菩薩坐像

地蔵菩薩坐像

 

観音様

観音像

 

大先達加藤忠治之碑

大先達加藤忠治之碑

 

塔寺へのアクセス

東京都江東区大島8-38-32
都営新宿線東大島駅より徒歩約10分

 

 

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