良くあることなのですが
お寺に行ってお地蔵さん探しをしていると、それ以外のことが目に入らなくなってしまい、そのお寺の名所を見落としてしまうことがあります
今回訪れた「高野山 東京別院」も入っていきなりみつけたお地蔵さんの大群に浮かれてしまって、四国八十八ヶ所お砂踏みをスルーしてしまいました
四国八十八ヶ所お砂踏みとは、高野山 東京別院の中にある四国八十八カ所の寺名が刻まれた石碑と石仏
そこでお参りをすれば四国八十八カ所を巡ったのと同じご利益があるのだとか
お砂踏みと呼ばれているのは、四国八十八ヶ所の札所から持ち帰ったお砂を全て納めてあるからです
また高野山 東京別院は御府内八十八ヶ所霊場の第一番札所でもあります
御府内八十八ヶ所霊場巡拝という四国八十八ヶ所お遍路の写しとして江戸時代の中期に始まった巡拝
八十八のお寺のほとんどが都内23区内にあるというのですから、このお寺だけでご利益を得るのはあまりにもお手軽すぎると思い、かといって四国八十八カ所を巡るのは難儀だと思う人は試してみてはいかがでしょうか?
歴史のあるお地蔵さんではなさそうですが、二頭身のお地蔵さんは実にかわいらしい!
六地蔵も境内の中にいらっしゃいました
高野山 東京別院とは高野山真言宗、総本山金剛峯寺の別院です
延宝元年(1673年)「高野山江戸在番所高野寺」として建立、現在の名前に改称されたのは昭和2年のことです
【アクセス】
港区高輪3-15-18
最寄り駅:都営地下鉄 浅草線「高輪台駅」
(JR品川駅からも徒歩10分程度でアクセス可能)