清澄白河の霊厳寺に江戸六地蔵を見に行った時に発見した子育て地蔵尊です。
こちらは白笹稲荷神社の隣で見つけたものです。
そもそも清澄白河周辺には寺院が多く、お寺がある度にお地蔵さんがいないかのぞいて回っていたのですが、まさか神社の隣にお地蔵さんがいるとは!?
※地蔵菩薩は仏教の概念である為、通常は寺院の中に祀られているのが大半。対して神社は神道の建物なので中にお地蔵さんがいることはあまりありません。
扉が閉まっていたのですき間から撮影しました。
既に100年以上歴史があるというこの子育て地蔵尊。
清澄白河が東大工町と呼ばれていた明治の頃、生田岩次郎氏が大日本紡績事務所近くに埋まっているものを月明りで見つけました。
その物体が夜も寝れないほどに気になった岩次郎は夜明けを待って、再び現場に行って引き上げたのがこの子育て地蔵尊なのです。
当初は生田地蔵尊と呼ばれていたのですが、板橋や巣鴨方面からも多くの人がお参りにくるようになり、一時は帽子やよだれかけが山積みになるほどだったとか。
いつしか誰ともなくこのお地蔵さんのことを子育て地蔵尊と呼ぶようになりました。
この由来は生田石三郎氏が子供の時、亡父岩次郎から聞いた話をもとにしています。
【アクセス】
江東区白河3-2-10
最寄り駅:東京メトロ 半蔵門線、都営大江戸線 清澄白河駅
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