道玄坂地蔵とは
このお地蔵さんは、約300年前の宝永3(1706)年に道玄坂上(現在の道玄坂上交番の辺り)に建てられた、玉川街道と大山を結ぶ三十三番霊所の一番霊所のお地蔵さんです。
かつては豊沢地蔵と言われており、大正4年の道玄坂改修工事の際に撤去され、戦後に路傍に捨てられていたのを高橋三枝さんが現在の地に安置したと言われています。
昔のご本体は二度の火災で焼け崩れましたが、この地蔵の中にご本体を固めて、上をきれいにお化粧してあります。
現在は道玄坂地蔵として名を改めいるこのお地蔵さんは火伏せ地蔵ともいわれ、霊験あらたかなお地蔵さんです。
そういえば江戸川橋にある子育て地蔵尊も別名「火伏せ地蔵」と呼ばれていました
火事とか火災から難を逃れたお地蔵さんは、火伏せ地蔵と呼ばれることが多いのでしょうか?
なぜ道玄坂地蔵は赤い紅をひいてるの?
この地蔵が有名になったのは「東電OL殺人事件」で被害者の女性がこのお地蔵さんの前で客引きをしていたからである。
事件についてはここでは詳細は述べませんが、この地蔵が赤い紅を引いているのは彼女を供養してのことだとも言われています。
道玄坂地蔵へのアクセス
渋谷区円山町6-1
JRJR渋谷駅ハチ公口より 徒歩15分
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